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Trademark Appeal Case

外国語の品質表示と識別力

本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。

基本情報

審判番号不服2000−18670(T2000−18670/J1)
審判種別不服
結論勝訴(請求認容)

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「アンナータ」の文字を横書きに書してなり(標準文字による商標)、第30類「米,脱穀済みのえん麦,脱穀済みの大麦,食用粉類,食用グルテン,穀物の加工品,ぎょうざ,サンドイッチ,しゅうまい,すし,たこ焼き,肉まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ,菓子及びパン,即席菓子のもと,アイスクリーム

のもと,シャーベットのもと,イーストパウダー,こうじ,酵母,ベーキングパウダー」を指定商品として、平成11年8月10日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、イタリア語で『収穫年』を意味する『annata』の表音と認められる『アンナータ』の文字を書してなるものであるが、食品の分野において『収穫年』というものは商品の品質表示の一つとして広く使用されていることからすると、これをその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、前述の理解に止まり、何人かの業務に係る商品であると認識することができないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記のとおり「アンナータ」の文字よりなるところ、これが

イタリア語で「年度、一年間、収穫年」等を意味する「annata」の読みを片仮名文字で表してなるとしても、指定商品との関係においては、「アンナータ」及び「収穫年」の文字が商品の品質表示として使用されているものとは認められず、また、「○○年収穫」のように、特定の収穫年を表したものとはいえないことから、本願商標が直ちに商品の品質を具体的に認識させるものではないとみるのが相当である。

してみれば、本願商標は、これをその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能し得るものといわなければならない。

したがって、本願商標が、商標法第3条第1項第6号に該当するとしてその登録を拒絶した原査定は、妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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