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結論

敗訴(請求棄却)

第4条第1項第11号「称呼の類似性と要部抽出」の商標審決・判断理由(審判番号:平成11年審判第18748号|請求不成立)

審判番号
平成11年審判第18748号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「カニコロ」
争点(論点)
称呼の類似性と要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成11年審判第18748号・不服)は、本件商標と引用商標「カニコロ」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の類似性と要部抽出」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「かにコロチーズ」の文字を横書きしてなり、第29類「乳製品」を指定商品として、平成10年3月25日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、同11年6月22日付けの手続補正書によって、「チーズ」と補正されているものである。

2 引用商標

原査定において、本願商標の拒絶の理由に引用した登録第3221648号商標(以下「引用商標」という。)は、「カニコロ」の片仮名文字を横書きしてなり、平成6年1月25日に登録出願、第30類「コーヒー及びココア,コーヒー豆,茶,みそ,ウースターソース,ケチャップソース,しょうゆ,食酢,酢の素,そばつゆ,ドレッシング,ホワイトソース,マヨネーズソース,焼肉のたれ,角砂糖,果糖,氷砂糖,砂糖,麦芽糖,はちみつ,ぶどう糖,粉末あめ,水あめ,ごま塩,食塩,すりごま,セロリーソルト,化学調味料,香辛料,食品香料(精油のものを除く。),米,脱穀済みの大麦,食用粉類,食用グルテン,穀物の加工品,サンドイッチ,すし,ピザ,べんとう,ミートパイ,ラビオリ,菓子及びパン,即席菓子のもと,アイスクリームのもと,シャーベットのもと,アーモンドペースト,イーストパウダー,こうじ,酵母,ベーキングパウダー,氷,アイスクリーム用凝固剤,家庭用食肉軟化剤,ホイップクリーム用安定剤,酒かす」を指定商品として、同8年11月29日に設定登録がされているものである。

3 当審の判断

本願商標と引用商標との類否について判断するに、本願商標は、「かにコロチーズ」の文字を横書きしてなるものであるところ、構成中の後半部の「チーズ」の文字は、指定商品との関係で商品の普通名称を表わしているにすぎないと認められるものである。

そうとすれば、本願商標中、自他商品の識別標識としての機能を果たす部分は、前半部の「かにコロ」の文字部分にあるものといえ、該文字部分より、単に「カニコロ」の称呼をも生ずるものとみるのが相当である。

他方、引用商標は、その構成前記したとおり、「カニコロ」の片仮名文字を書してなるものであるから、これよりは「カニコロ」の称呼を生ずること明かである。

したがって、本願商標と引用商標とは、「カニコロ」の称呼を同じくした類似の商標と認められるものである。

また、本願商標の指定商品「チーズ」と引用商標の指定商品中「アイスクリームのもと、シャーペットのもと」とは、何れも原材料及び生産者等を共通にする類似の商品と認められるものである。

してみれば、本願商標と引用商標とは、外観及び観念について相違する点があるとしても称呼において類似する商標であり、かつ、その指定商品も類似するものであるから、結局、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当し、これを登録することができない。

よって、結論のとおり審決する。

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