Trademark Appeal Case
ハイフン称呼の類似判断
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 不服2000−2273(T2000−2273/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1.本願商標
本願商標は、別掲に表示したとおりの構成からなり、第28類「遊戯用器具,ビリヤード用具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,マージャン用具,おもちゃ,人形,愛玩動物用おもちゃ,運動用具,スキーワックス,釣り具」を指定商品として、平成10年11月16日に登録出願されたものである。
2.引用商標
原査定の拒絶の理由に引用した登録第2356935号の1商標は、「Diva」「ディーバ」の文字を二段に併記してなり、平成1年2月16日登録出願、同3年11月29日に設定登録されたものであるが、その後、指定商品については、商標権の分割移転の登録がなされ、第24類「おもちゃ、人形、娯楽用具、運動具、釣り具、楽器、演奏補助品、蓄音機、レコード、これらの部品および附属品、但し、運動具を除く」となったものである。
同じく、登録第2356935号の2商標は、「Diva」「ディーバ」の文字を二段に併記してなり、平成1年2月16日登録出願、同3年11月29日に設定登録されたものであるが、その後、指定商品については、商標権の分割移転の登録がなされ、第24類「運動具」となったものである。
3.当審の判断
本願商標は、別掲のとおりであるところ、その構成中の筆記体で書かれた「D−va」の文字は、黒色の太線で中央に顕著に表示されているばかりでなく、その背景とする8枚の花びらを持つ花柄と思しき図形部分が薄黒色で描かれていることから、独立しても自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものというべきである。
そして、該「D−va」の文字は、その構成文字に相応して、「ディーバ」、「ディーヴイエイ」の称呼を生ずるものである。
この点、請求人は、「ディハイフンバア」、「デイハイフンヴイエイ」のいずれかの称呼を生ずると主張するが、簡易迅速を旨とする取引の実際においては、語と語の連結であることを示すための記号であるハイフンは、一般的には省略されて称呼されないものであるから、請求人の主張は採用することができない。
これに対して、引用各商標は、上記構成のとおりであり、その構成文字に相応して「ディーバ」の称呼を生ずること明らかなものである。
してみると、本願商標と引用各商標とは、外観、観念において相違する点があることを考慮しても、なお「ディーバ」の称呼を共通にする類似の商標であり、また、本願商標の指定商品は、引用各商標の指定商品と同一又は類似の商品について使用するものである。
したがって、本願商標は商標法第4条第1項第11号に該当するものであるから、原査定は妥当であり、これを取り消すべき限りでない。
よって、結論のとおり審決する。
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