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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼・役務類似と先願」の商標審決・判断理由(審判番号:平成10年異議第91086号|登録取消)

審判番号
平成10年異議第91086号
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
称呼・役務類似と先願
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
第42類
最終結論
登録取消(勝訴(請求認容))

この審決(審判平成10年異議第91086号・異議)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼・役務類似と先願」です。指定商品・役務は第42類に属します。特許庁は「登録第4107260号商標の指定役務中「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」についての商標登録を取り消す」と判断しました(登録取消)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4107260号商標の指定役務中「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」についての商標登録を取り消す。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4107260号商標(以下、本件商標という。)は、平成7年6月27日に登録出願され、「健康館」の漢字を書してなり、役務の区分第42類に属する商標登録原簿記載のとおりの役務を指定役務として、平成10年1月30日に設定登録がなされているものである。

2 登録異議申立人(以下、「申立人」という。)の異議理由

(1)本件商標は、レタリング化した「健康館」の漢字を書してなり、第42類「宿泊施設の提供、飲食物の提供、美容・理容、入浴施設の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」を指定役務としてなる登録第4107258号と類似し、かつ、その指定役務中「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」は、同一又は類似の役務であるから、商標法第4条第1項第11号及び同第8条第1項に該当するものである。

3 当審の取消理由

当審では、申立人の異議理由に基づき、商標権者に対し「本件商標は、登録第4107258号と類似し、その指定役務中「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」は、引用商標の指定役務中に包含されているものある。ところで、本件商標は、引用商標の後願にかかるものである。してみれば、本件商標は、その指定役務中前記役務については商標法第8条1項の規定に違反して登録されたものであるから、商標法第43条の3第2項の規定に基づいて、上記役務については取り消すべきものである。」旨の取消理由を通知した。

4 上記3の当審の取消理由に対して商標権者は何ら意見を述べていない。

5 当審の判断

本件商標と引用商標とは、多少書体を異にするものの、いずれも「健康館」の漢字を書してなるものであるから、「ケンコウカン」若しくは「ケンコウヤカタ」の称呼において類似する商標と認められるものである。そして、本件商標の出願日は、平成7年6月27日であるのに対して、引用商標の出願日は平成7年6月5日である。

また、本件商標の指定役務中の「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」は、引用商標の指定役務中に包含されているものある。

したがって、本件商標は、その指定役務中「宿泊施設の提供、飲食物の提供、医業、健康診断、歯科医業、調剤、栄養の指導」について、商標法第4条第1項第11号に違反して登録されたものであるから、上記商品については商標法第43条の3第2項の規定により取り消すものとする。

よって、結論のとおり決定する。

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