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結論

敗訴(請求棄却)

第4条第1項第11号「称呼の類似性と要部抽出」の商標審決・判断理由(審判番号:平成9年審判第10014号|請求不成立)

審判番号
平成9年審判第10014号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「キューバ製の洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水…」
争点(論点)
称呼の類似性と要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成9年審判第10014号・不服)は、本件商標と引用商標「キューバ製の洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水…」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の類似性と要部抽出」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1.本願商標

本願商標は、「BEAN’S」の文字を横書きしてなり、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として、平成5年8月2日に登録出願されたものである。

2.当審の引用商標

当審において、本願の拒絶の理由に引用した登録第3070066号商標(以下「引用商標」という。)は、別紙に示すとおりの構成よりなり、平成4年4月30日に登録出願され、第25類「キューバ製の洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水泳帽,和服,エプロン,えり巻き,靴下,ゲートル,毛皮製ストール,ショール,スカーフ,足袋,足袋カバー,手袋,布製幼児用おしめ,ネクタイ,ネッカチーフ,マフラー,耳覆い,ずきん,すげがさ,ナイトキャップ,ヘルメット,帽子,靴類(『靴合わせくぎ・靴くぎ・靴の引き手・靴びよう・靴保護金具』を除く。),靴合わせくぎ,靴くぎ,靴の引き手,靴びよう,靴保護金具,げた,草履類」を指定商品として、平成7年8月31日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3.当審の判断

本願商標と引用商標との類否についてみるに、本願商標は、「BEAN’S」の文字に相応し「ビーンズ」の称呼を生ずるものである。

他方、引用商標は、別紙に示すとおり、「Beans」の文字を表し、その「eans」の文字の上部に横線を引き、その上に「Beans」の文字に比し、小さく「havana」の文字を書してなるものである。

しかして、「havana」の文字は、キューバの首都「ハバナ」を欧文字で書してなるものであり、その指定商品がキューバ製の商品であることからして、該文字部分は、取引者・需要者をして、商品の産地又は販売地を表示するものとして認識、理解され、自他商品の識別標識としての機能を有する部分は、顕著に表された「Beans」の文字にあるばかりでなく、該文字が顕著に表されていることから、これより生ずる称呼をもって商取引に資する場合も多いものとみるのが相当である。

してみれば、引用商標は、「Beans」の文字に相応し「ビーンズ」の称呼をも生ずるものである。

そうとすれば、本願商標と引用商標とは、外観において相違し、観念上比較することができないとしても、「ビーンズ」の称呼を共通にする類似の商標といわざるを得ない。

また、本願商標と引用商標とは、その指定商品も同一若しくは類似するものである。

したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当し登録することができない。

よって、結論のとおり審決する。

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