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結論

敗訴(請求棄却)

第3条第1項第3号「「スピードダイエット」の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:平成10年審判第18560号|請求不成立)

審判番号
平成10年審判第18560号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
「スピードダイエット」の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成10年審判第18560号・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「スピードダイエット」の識別力」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1.本願商標

本願商標は、「スピードダイエット」の片仮名文字及び「SPEEDDIET」の欧文字文字を二段に横書きしてなり、第29類「ギムネマシルベスタ葉抽出エキスを主成分とし、ビタミン類,各種ミネラル,脂肪酸及び食物繊維を添加して錠剤状に成型された加工食品,肉製品,加工水産物(「かつお節,寒天,削り節,とろろ昆布,干しのり,干しひじき,干しわかめ,焼きのり」を除く。),かつお節,寒天,削り節,とろろ昆布,干しのり,干しひじき,干しわかめ,焼きのり,豆,加工野菜及び加工果物,乳製品,こんにゃく,豆乳,豆腐」を指定商品として、平成8年9月26日に登録出願されたものである。

2.原査定の理由

原査定は、「本願商標『すぐにダイエット効果がある』の意を想起させる『スピードダイエット』と『SPEEDDIET』の文字を上下二段に普通に用いられる方法で書してなるものであるから、これを、所謂『健康食品』等を含む本願の指定商品に使用しても、単に商品の品質、効能を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」として本願を拒絶したものである。

3.当審の判断

本願商標は、「スピードダイエット」の片仮名文字及び「SPEEDDIET」の欧文字を二段に横書きにしてなるものであるが、その構成中、前半部の「スピード」「SPEED」の文字は、英語で「簡単な、早い」等を意味する語として、また、後半部の「ダイエット」「DIET」の文字は、「(美容・体重調節などのための)規定食、やせるための低カロリー食」等を意味する語として、それぞれ日本語化して親しまれ使用されているところである。

そうとすれば、「スピード」「SPEED」と「ダイエット」「DIET」の各文字を「スピードダイエット」「SPEEDDIET」と一連に書してなる本願商標を、その指定商品中、「ギムネマシルベスタ葉抽出エキスを主成分とし、ビタミン類,各種ミネラル,脂肪酸及び食物繊維を添加して錠剤状に成型された加工食品」に使用したときは、該商品が「短期間にダイエットができる商品」であること、すなわち商品の品質を誇示しているにすぎないものと認められる。

また、上記商品を取り扱う業界においては、「スピードダイエット」の文字を上記意味合いを表すものとして使用している事実もみられるところである。

してみれば、本願商標を上記指定商品に使用しても、単に商品の品質(効能)を表示しているにすぎないものといえる。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するものとして、本願を拒絶した原査定は、妥当であって取り消すべき限りでない。

よって、結論のとおり審決する。

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