sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

敗訴(請求棄却)

商標「SOS」の識別力と混同のおそれ(第4条第1項第15号|審判異議2000−91264(T2000−91264/J7))

審判番号
異議2000−91264(T2000−91264/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「SOS」引用商標「天然やし油を主原料とした石鹸を含有したスチールウール製たわし」
争点(論点)
「SOS」の識別力と混同のおそれ
適用条文
第4条第1項第15号
指定商品・役務の区分
第3類・第12類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2000−91264(T2000−91264/J7)・異議)は、本件商標「SOS」と引用商標「天然やし油を主原料とした石鹸を含有したスチールウール製たわし」について、商標法第4条第1項第15号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「SOS」の識別力と混同のおそれ」です。指定商品・役務は第3類・第12類に属します。特許庁は「登録第4412761号商標の商標登録を維持する」と判断しました(登録維持)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4412761号商標の商標登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4412761号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成11年2月24日に登録出願され、「SOS」と「エスオーエス」の文字とを二段に横書きしてなり、第3類及び第12類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同12年9月1日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立の理由

「S.O.S」の文字を書してなる商標(以下、「引用商標」という。)は、申立人の業務に係る商品「天然やし油を主原料とした石鹸を含有したスチールウール製たわし」を表示するものとして、取引者・需要者の間において広く認識されている商標であり、本件商標の指定商品は、申立人の業務に係る商品と関連性の強い商品であるから、商標権者が、本件商標をその指定商品に使用するときは、申立人の業務に係る商品とその出所について混同を生ずるおそれがある。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に該当するものであるから、第3類に属する指定商品についての登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

本件商標と引用商標とは、上記のとおりの構成からなるところ、「SOS」の語(文字)は、「救助の要請」等の意味合いで、我が国においても、日常一般に、しばしば用いられている語であって、造語からなる商標に較べれば、それ自体、識別力の強いものとはいえないばかりでなく、本件商標の指定商品中の「つや出し剤,靴クリーム,靴墨,塗料用剥離剤」と申立人の業務に係る商品「天然やし油を主原料とした石鹸を含有したスチールウール製たわし」とは、生産部門、販売部門、用途等を全く異する異種、別個のものであるから、申立人の業務に係る商品の販売実績を考慮しても、引用商標は、両商品間に出所の混同を生ずる程までに著名なものとは認められない。

してみれば、商標権者が、本件商標を指定商品に使用しても、これに接する取引者・需要者をして引用商標を想起させるものとは認められず、その商品が申立人又は同人と何らかの関係のある者の業務に係るものであるかの如く、その商品の出所について混同を生じさせるおそれはないものといわなければならない。

したがって、本件商標は、その指定商品中の第3類に属する指定商品について、商標法第4条第1項第15号に違反して登録されたものではない。

よって、同法第43条の3第4項の規定に基づき、結論のとおり決定する。

A判定なら印紙代込み全額返金

過去の審決を調べたあと、登録可能性を無料で確認しませんか?

Sokuhyoなら約1分でAI判定(A〜C)。A判定なら印紙代込みの全額返金保証が付きます。

無料でAI商標調査を試す(約1分)

第4条第1項第15号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第15号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。