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結論

敗訴(請求棄却)

商標「エコカイロ」のエコと普通名称の結合の識別力(第3条第1項第3号|審判異議2001−90034(T2001−90034/J7))

審判番号
異議2001−90034(T2001−90034/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「エコカイロ」
争点(論点)
エコと普通名称の結合の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
第10類・第11類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2001−90034(T2001−90034/J7)・異議)は、本件商標「エコカイロ」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「エコと普通名称の結合の識別力」です。指定商品・役務は第10類・第11類に属します。特許庁は「登録第4425064号商標の商標登録を維持する」と判断しました(登録維持)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4425064号商標の商標登録を維持する。

理由テキスト

1.本件商標

本件商標は、「エコカイロ」の片仮名文字を横書きしてなり、平成11年9月30日に登録出願され、第10類「温熱治療用具,化学物質を充てんした患部用保温具」及び第11類「使い捨てかいろ,その他のかいろ,かいろ灰,化学物質を充てんした保温具」を指定商品として、同12年10月20日に設定登録されたものである。

2.登録異議の申立ての理由

本件商標は、「地球環境にやさしい」の意味合いを表す語として使用されている「エコ」の文字と、商品の普通名称である「カイロ」の文字とを「エコカイロ」と一連に普通に用いられる方法で表示したに過ぎないものである。

してみれば、本件商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者・需要者は、単にその「かいろ」が「地球環境にやさしい商品」であることを認識するに止まるから、該商品の品質・効能を表示するに過ぎないものというべきである。

したがって、本件商標は商標法第3条第1項第3号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3.当審の判断

本件商標は、「エコカイロ」の文字よりなるところ、該文字が申立人主張のような意味合いにおいて普通に使用されている事実は申立人提出の甲各号証によっても認められない。

してみれば、本件商標は特定の観念を生じ得ない一連の造語と判断するのが相当であるから、本件商標をその指定商品中の如何なる商品について使用しても自他商品識別標識としての機能を果たし得るものというべきである。

したがって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号に違反して登録されたものではない。

よって、商標法第43条の3第4項の規定に基づき、結論のとおり決定する。

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