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結論

敗訴(請求棄却)

商標「REUGE」の造語の称呼・外観類似(第4条第1項第11号・第4条第1項第15号|審判平成11年異議第91395号)

審判番号
平成11年異議第91395号
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「REUGE」
争点(論点)
造語の称呼・外観類似
適用条文
第4条第1項第11号・第4条第1項第15号
指定商品・役務の区分
第14類・第15類・第28類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成11年異議第91395号・異議)は、本件商標「REUGE」について、商標法第4条第1項第11号・第4条第1項第15号への該当性が争われた事例です。主な争点は「造語の称呼・外観類似」です。指定商品・役務は第14類・第15類・第28類に属します。特許庁は「登録第4288194号商標の指定商品中「第15類 楽器,演奏補助品,音さ」、「第28類 遊戯用器具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェ…」と判断しました(登録維持)。他人の周知・著名な商標と出所混同を生じるおそれがないか、出願前に使用状況まで含めて確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4288194号商標の指定商品中「第15類 楽器,演奏補助品,音さ」、「第28類 遊戯用器具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,マージャン用具,ビリヤード用具,おもちゃ,人形,運動用具,釣り具」についての商標登録を取り消す。
本件登録異議の申立てに係るその余の指定商品についての商標登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標 本件登録第4288194号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成10年6月12日登録出願、後掲に示すとおり「REUGE」の欧文字を表してなり、第14類「貴金属,貴金属製食器類,貴金属製のくるみ割り器・こしょう入れ・砂糖入れ・塩振出し容器・卵立て・ナプキンホルダー・ナプキンリング・盆及びようじ入れ,貴金属製の花瓶・水盤・針箱・宝石箱・ろうそく消し及びろうそく立て,貴金属製のがま口・靴飾り・コンパクト及び財布,貴金属製喫煙用具,身飾品,宝玉及びその原石並びに宝玉の模造品,時計,記念カップ・記念たて,キーホルダー」、第15類「楽器,演奏補助品,音さ,調律機」及び第28類「遊戯用器具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,マージャン用具,ビリヤード用具,おもちゃ,人形,愛玩動物用おもちゃ,運動用具,スキーワックス,釣り具」を指定商品として、平成11年6月25日に設定の登録がされたものである。

2 登録異議の申立ての理由

(1)本件商標は、登録異議申立人(以下、「申立人」という。)の引用に係る下記の3商標ほか3件の商標と類似し、指定商品も同一又は類似のものを含むものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当する。

(ア)登録第1987806号商標(以下、「引用A商標」という。)は、昭和60年3月18日登録出願、その構成後掲(1)に示すとおり、「REUGE」及び「リュージ」の文字を上下二段に横書きしてなり、第24類「オルゴール、オルゴールの部品及び附属品、その他本類に属する商品」を指定商品として、同62年9月21日に設定の登録がされ、該権利は、平成9年10月28日に存続期間の更新登録がされているものである。

(イ)登録第2577280号商標(以下、「引用B商標」という。)は、平成1年2月23日登録出願、後掲(2)に示す構成よりなり、第24類「オルゴールおもちゃ、オルゴール、その部品及び附属品、その他本類に属する商品」を指定商品として、同5年9月30日に設定の登録がされたものである。

(ウ)登録第2681519号商標(以下、「引用C商標」という。)は、平成2年4月12日登録出願、後掲(2)に示す構成よりなり、第23類「時計、その他本類に属する商品」を指定商品として、同6年6月29日に設定の登録がされたものである。

(2)上記引用各商標は、本件商標の出願時及び登録時、申立人に係るオルゴール、時計等の商品を表示するものとして需要者・取引者に浸透しており、出所表示力が強いいわゆる著名商標であるから、これと紛らわしい本件商標をその指定商品について使用した場合、需要者はその出所について混同するおそれがある。よって、本件商標は商標法第4条第1項第15号に該当する。

(3)以上の理由により、本件商標の登録は取り消されるべきものである。

3 取消理由の通知

登録異議の申立があった結果、商標権者に対し期間を指定して意見を述べる機会を与えて通知した本件商標の取消理由は、要旨次の通りである。

<取消理由>

本件商標と引用A商標との類否についてみるに、本件商標を構成する「REUGE」の文字は、特定の称呼・観念を生じ得ない造語と認められるものであるから、これよりは英語読み風に「リュージ」又は「リュージュ」の称呼を生ずるものとみるのが自然である。一方、引用商標からは、「リュージ」の自然的称呼を生ずるものである。

してみれば、両者は「リュージ」の称呼並びに「REUGE」の文字の外観において互いに紛らわしく、かつ、本件商標の指定商品中の第15類「楽器,演奏補助品,音さ」及び第28類「遊戯用器具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,マージャン用具,ビリヤード用具,おもちゃ,人形,運動用具,釣り具」はいずれも引用商標の指定商品中に包含されるものと認められる。

したがって、本件商標の登録は、指定商品中の前記商品について商標法第4条第1項第11号に違反してされたものである。

4 商標権者の意見

上記取消理由の通知に対して、商標権者は何ら意見を述べていない。

5 当審の判断 本件商標についてした先の取消理由は妥当であって、本件商標の登録は商標法第4条第1項第11号に違反してされたものといわざるを得ないから、その登録に係る指定商品中の第15類「楽器,演奏補助品,音さ」及び第28類「遊戯用器具,囲碁用具,将棋用具,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,マージャン用具,ビリヤード用具,おもちゃ,人形,運動用具,釣り具」について、商標法第43条の3第2項により、取り消すべきものとする。

その余の申立に係る指定商品については、商標の類否及び申立人提出の書証を検討するも、それら商品についてなお類似の商標とし、あるいは、それら商品の分野までも引用各商標の著名性が及ぶものとはいい難く、該主張を認めるに十分なものとはいえないから、その登録は、商標法第43条の3第4項により、維持すべきものとする。

よって、結論のとおり決定する。

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