Trademark Appeal Case
要部抽出と称呼の類否
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成11年審判第6882号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1.本願商標
本願商標は、別掲に表示したとおりの構成よりなり、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,靴類」を指定商品として、平成10年1月24日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、同11年2月5日付け手続補正書をもって、第25類「婦人靴」と補正されたものである。
2.原査定の引用商標
登録第2384978号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲に表示したとおりの構成よりなり、平成1年6月1日登録出願、第22類「男子用のはき物(運動用特殊ぐつを除く)男子用のかさ、男子用のつえ、これらの部品及び附属品」を指定商品として、同4年2月28日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。
3.当審の判断
本願商標は、別掲のとおり、「Touch」の欧文字にコンマ「,」を付してなるところ、該文字は、「触れる」等の意味で一般に親しまれている英語「touch」に通ずる文字(語)であり、これより「タッチ」の称呼、及び「触れる」の観念を生ずるものである。
他方、引用商標は、別掲のとおり、「触れる」等を意味する英語「touch」の文字を大文字で表した「TOUCH」の文字と、その構成文字中の「O」の文字の中心よりやや下側に、前記「TOUCH」の文字に比して小さく、「MEN’S」の文字を右上がりに当該「O」の文字と重なるように配してなるものであるところ、当該「MEN’S」の文字部分は、紳士用・男性用のものであること、つまり商品の品質、用途を表したと理解されるものである。
してみれば、自他商品の識別機能を果たすと認められる「TOUCH」の文字部分を捉えて、これより生ずる「タッチ」の称呼、及び「触れる」の観念をもって、取引にあたる場合も決して少なくないとみるのが相当である。
そうすると、引用商標は、その構成文字全体より「メンズタッチ」の称呼を生ずるほか、「TOUCH」の文字に相応して「タッチ」の称呼、及び「触れる」の観念をも生ずるものといわなければならない。
してみると、本願商標と引用商標とは、外観において相違する点があるとしても、「タッチ」の称呼、及び「触れる」の観念を共通にする類似の商標といわなければならず、かつ、本願商標の指定商品は、引用商標の指定商品と類似するものである。
したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当するものであるから、原査定は、これを取り消すべき限りでない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
次の一手につながるサービス
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。