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結論

勝訴(請求認容)

商標「キメCHAO」の称呼の分離と一体性(第4条第1項第11号|審判不服2001−2411(T2001−2411/J1))

審判番号
不服2001−2411(T2001−2411/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「キメCHAO」
争点(論点)
称呼の分離と一体性
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−2411(T2001−2411/J1)・不服)は、本件商標「キメCHAO」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の分離と一体性」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「キメCHAO」の文字を標準文字で表してなり、平成11年11月15日に登録出願され、指定商品については、願書記載の商品を、平成12年9月27日付の手続補正書により、第25類「洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水泳帽,和服,エプロン,えり巻き,靴下,ゲートル,毛皮製ストール,ショール,スカーフ,足袋,足袋カバー,手袋,布製幼児用おしめ,ネクタイ,ネッカチーフ,バンダナ,保温用サポーター,マフラー,耳覆い,ずきん,すげがさ,ナイトキャップ,ヘルメット,帽子,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服」と補正したものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第998985号商標は、「チャオ」の文字を書してなり、昭和45年4月21日登録出願、第17類「被服(運動用特殊被服を除く)布製身回品(他の類に属するものを除く)寝具類(寝台を除く)」を指定商品として、昭和48年2月8日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

同じく 登録第998986号商標は、「CIAO」の文字を横書きしてなり、昭和45年4月21日登録出願、第17類「被服(運動用特殊被服を除く)布製身回品(他の類に属するものを除く)寝具類(寝台を除く)」を指定商品として、昭和48年2月8日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記のとおりの構成よりなるところ、片仮名で表された前半の「キメ」の文字と、欧文字で表された後半の「CHAO」の文字とは外観上まとまりよく一体に構成され、その全体より生ずると認められる「キメチャオ」の称呼も格別冗長とはいえず、よどみなく一連に称呼できるものである。そして、後半部の「CHAO」の文字がイタリア語で「おはよう。こんにちは」等の意味を有するものであったとしても、かかる構成全体からすれば、一体不可分のものとして把握、認識するというのが自然であり、その構成文字全体より生ずる「キメチャオ」の称呼のみをもって取引に当たるとするのが相当である。

一方、引用各商標は、前記のとおりの構成よりなるところ、その構成文字に相応して「チャオ」の称呼を生ずること明らかである。

してみれば、本願商標より「チャオ」の称呼をも生ずるとし、そのうえで引用各商標と称呼上類似するものとして本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当すると認定した原査定の拒絶理由は適当でなく、その理由をもって本願を拒絶すべきものとした原査定は取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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