Trademark Appeal Case
ティースガーゼの品質表示性
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成11年審判第19562号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、「ティースガーゼ」の文字を横書きしてなり、第5類「薬剤,歯科用材料,医療用腕環,医療用油紙,衛生マスク,オブラート,ガーゼ,カプセル,眼帯,耳帯,失禁用おしめ,人工受精用精液,生理帯,生理用タンポン,生理用ナプキン,生理用パンティ,脱脂綿,乳児用粉乳,乳糖,はえ取り紙,ばんそうこう,包帯,包帯液,防虫紙,胸当パッド」を指定商品として、平成10年8月5日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、平成11年8月12日付け手続補正書をもって、「ガーゼに含浸した薬剤,ガーゼ製の衛生マスク,口中を清拭するためのガーゼその他のガーゼ,ガーゼ製眼帯,ガーゼ製の耳帯,ガーゼ製の生理帯,ガーゼ製の生理用ナプキン」と補正されたものである。
2 当審において通知した拒絶の理由
平成12年5月30日付け拒絶理由通知書をもって、「本願商標は、『ティースガーゼ』の文字を書してなるところ、これは『歯』を意味する英語『teeth』の表音であり、例えば『ティースアート』のように使用されている(「現代用語の基礎知識1999」参照)『ティース』の文字と、『ガーゼ』の文字を結合してなるものであって、全体として『歯(磨き)用のガーゼ』の意味合いを認識させるものである。ところで、歯磨き用に不織布やエンボス加工の紙を使用するもの(以上、小学館発行2000年4月6日付『DIME』参照)があり、また、公開実用新案公報中には、『ティース用ティッシュとしてガーゼあるいはティッシュを用いて歯を拭くもの』(実開平4−18506)の記載があり、公開特許公報中には、『平たい棒状材にガーゼを接着してなる簡易歯ブラシ』(特開平3−57405)の記載がある。上記実情よりすれば、本願商標をその指定商品中、ガーゼに使用するときは、歯(磨き)用ガーゼであると認識されるにとどまり、単に商品の品質、用途を表示するにすぎない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるから、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨の拒絶の理由を通知した。
3 当審の判断
当審において、請求人に対し、新たに前記2の拒絶理由を通知し、相当の期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、請求人からは何らの意見、応答もない。
そして、前記2の拒絶の理由は妥当なものと認められるので、本願は、この拒絶の理由によって拒絶をすべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
次の一手につながるサービス
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。