Trademark Appeal Case
大文字小文字の商標類否
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 不服2000−1059(T2000−1059/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、「LAURA MERCIER」の文字を横書きしてなり、第3類「化粧品,せっけん類,香料類,歯磨き,かつら装着用接着剤,つけづめ,つけまつ毛,つけまつ毛用接着剤,家庭用帯電防止剤,家庭用脱脂剤,さび除去剤,染み抜きベンジン,洗濯用柔軟剤,洗濯用でん粉のり,洗濯用漂白剤,洗濯用ふのり,つや出し剤,研磨紙,研磨布,研磨用砂,人造軽石,つや出し紙,つや出し布,靴クリーム,靴墨,塗料用剥離剤せっけん類,化粧品」を指定商品として、平成9年4月1日に登録出願されたものである。
2 原査定の引用商標
原査定において、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当するとして拒絶の理由に引用した登録商標中、登録第4122277号商標(以下、「引用1商標」という。)は、「Laura Mercier」の文字を横書きしてなり、第18類「携帯用化粧道具入れ,かばん類,袋物」を指定商品として、平成8年10月28日登録出願、同10年3月6日に設定登録されたものである。
同じく登録第4143749号商標(以下、「引用2商標」という。)は、「Laura Mercier」の文字を横書きしてなり、第18類「固形おしろい,粉おしろい,ファンデーション,口紅,ほお紅,アイシャドウ,その他の化粧品,つけづめ,つけまつ毛」を指定商品として、平成8年10月28日登録出願、同10年5月8日に設定登録されたものである。
同じく登録第4166384号商標(以下、「引用3商標」という。)は、「Laura Mercier」の文字を横書きしてなり、第21類「化粧用具セット,化粧用はけ,ヘアブラシ,その他の化粧用具」を指定商品として、平成8年10月28日登録出願、同10年7月10日に設定登録されたものである。
3 当審の判断
本願商標と引用商標との類否について判断するに、本願商標は、「LAURA MERCIER」の文字を横書きしてなり、これよりは、該文字に相応して、「ローラメルシェ」の称呼を、女性の姓名「ローラメルシェ」の観念を生ずるものと認められる。
他方、引用1商標、引用2商標及び引用3商標は、「Laura Mercier」の文字を横書きしてなり、これよりは、該文字に相応して、「ローラメルシェ」の称呼を、女性の姓名「ローラメルシェ」の観念を生ずるものと認められる。
そうとすれば、本願商標と引用1商標、引用2商標及び引用3商標とは、前者が「LAURA MERCIER」の大文字のみの綴りであり、後者が「Laura Mercier」の大文字及び小文字の綴りであって、その違いは大文字と小文字の差にすぎず、アルファベット文字の配列は、全く同じであるから、外観においては、近似するものであって、観念及び称呼を共通にする類似する商標であって、かつ、本願商標の指定商品には引用商標の指定商品と同一又は類似の商品を包含するものである。
したがって、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は、取り消すべき限りでない。
請求人は、引用1商標、引用2商標及び引用3商標について譲渡交渉を引き続き継続しており、契約締結まで、今少しの段階であるから、本件の審理を猶予するよう主張しているが、相当の期間が経過するも、未だ何らの書類の提出もないものであるから、これ以上審理を遅延させることはできない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
次の一手につながるサービス
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。