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結論

勝訴(請求認容)

商標「REF CARRY」と「レブキャリー」の指定商品の機能的類否(第4条第1項第11号|審判不服2000−17400(T2000−17400/J1))

審判番号
不服2000−17400(T2000−17400/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「REF CARRY」引用商標「レブキャリー」
争点(論点)
指定商品の機能的類否
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−17400(T2000−17400/J1)・不服)は、本件商標「REF CARRY」と引用商標「レブキャリー」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「指定商品の機能的類否」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「REF CARRY」の欧文字を標準文字とし、願書記載の第11類に属する商品を指定商品として平成11年7月2日に登録出願されたものである。そして、指定商品については、同12年7月26日付手続補正書をもって、「小口輸送用保冷庫,冷凍機械器具,暖冷房装置」と補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第2432058号商標(以下「引用商標」という。)は、「レブキャリー」の片仮名文字を横書きしてなり、昭和62年10月29日登録出願、第12類「輸送機械器具、その部品および付属品(他の類に属するものを除く)」を指定商品として平成4年7月31日に設定登録され、該登録に係る権利は現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

原査定は、その理由において、「本願商標と引用商標は類似の商標であり、かつ、本願指定商品中の「小口輸送用保冷庫」は引用商標の指定商品「輸送機械器具」と互いに類似する」旨認定し、本願を拒絶したものである。

そこで、先ず、本願商標と引用商標の指定商品の類否について判断するに、本願商標の指定商品は、上記1のとおりいずれも商品区分第11類に属する暖冷房又は冷凍を目的とする機械器具と認められるものであり、これに対し、引用商標の指定商品は、上記2のとおり昭和34年法の商品区分第12類の全商品を指定しているところ、当該区分に属する商品は主として輸送を目的とする機械器具を分類しているものである。

そして、本願指定商品中の「小口輸送用保冷庫」は、平成12年7月26日付提出の意見書に添付された商品パンフレットをみるに、「移動可能なキャスターがユニット化された小口輸送に適した保冷庫」であり、保冷を主たる機能とする商品であって、「冷凍機械器具」の範疇に属するものといえるものであるから、引用商標の指定商品「輸送機械器具」とは、その製造部門、取引系統等を異にする別個の非類似の商品とみるのが相当である。

してみれば、本願商標と引用商標とは、商標の類否について論ずるまでもなく、その指定商品において類似のものとすることはできないから、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当でなく、その理由をもって本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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