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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「記述的商標の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:平成11年審判第20265号|拒絶査定取消・登録)

審判番号
平成11年審判第20265号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
記述的商標の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判平成11年審判第20265号・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「記述的商標の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1.本願商標

本願商標は、別掲に表示したとおりの構成よりなり、第35類「経営の診断及び指導,職業のあっせん,書類の複製,速記,筆耕,電子計算機・タイプライター・テレックス又はこれらに準ずる事務用機器の操作,文書又は磁気テープのファイリング,タイプライター・複写機及びワードプロセッサの貸与」を指定役務として、平成10年7月13日に登録出願されたものである。

2.原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『24時間元気宅配サービス』の文字を普通に用いられる方法で書してなるところ、これをその指定役務との関係においてみるときは『24時間、即ち、一日中いつでも元気に顧客の住宅まで出張して役務を提供する』の意味合いを表したと容易に理解、把握させるにすぎないものであるから、これをその指定役務に使用するときは、単に役務の質(内容)を誇示するにすぎず自他役務の識別標識としての機能を果たすものとは認められない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」との理由をもって、本願を拒絶したものである。

3.当審の判断

本願商標は、その構成別掲に示したとおり、「元気宅配」の文字部分の前後に、「24時間」及び「サービス」の文字を前記文字に比して小さく配した「24時間元気宅配サービス」の文字よりなるところ、該文字からは原審説示の意味合いを表したものと理解される場合があるとしても、指定役務の質(内容)等を直接、具体的に表したものとはいい難く、また、前記意味合いをもって、その指定役務の質(内容)等を表示するものとして、取引上普通に使用されているとする事情も見出せない。

そうすると、本願商標は、これをその指定役務に使用しても、自他役務の識別標識としての機能を十分に果たすものと認められる。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして拒絶した原査定は、妥当なものでなく取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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