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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「品質表示の識別力判断」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−5777(T2000−5777/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−5777(T2000−5777/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
品質表示の識別力判断
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−5777(T2000−5777/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示の識別力判断」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第21類「ガラス基礎製品,ガラス製又は陶磁器製の包装用容器,花瓶」を指定商品として、平成11年2月19日に登録出願されたものである。

そして、願書記載の指定商品については、平成11年12月1日付け及び同12年7月13日付け手続補正書によって、最終的に、第21類「ガラス製包装容器」と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『薄い皮膜』の意を認識する『マイクロコート』の文字と『μCOAT』の文字とを連結して普通に用いられる方法で書してなるにすぎないから、これを本願指定商品に使用しても、該商品が汚れや傷の防止等の為に薄い皮膜を施された商品であることを表示するにすぎず、単に商品の品質を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断して、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおり、「マイクロコート」及び「μCOAT」の文字よりなるところ、少なくともその構成中の「μCOAT」の文字が商品の品質等を具体的に表したものとして直ちに理解されるとは判断し得ないものである。

また、該語が商品の品質等を表示しているものとして普通に使用されているとする事実も見いだすことができない。

そうとすれば、本願商標は、その指定商品について自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものといわなければならない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとした拒絶の理由は妥当でなく、その理由をもって本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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