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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号・第3条第1項第3号「グリーンミネラルの識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−2711(T2000−2711/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−2711(T2000−2711/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
グリーンミネラルの識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−2711(T2000−2711/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「グリーンミネラルの識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「グリーンミネラル」の文字(標準文字による商標)を書して成り、第29類「加工野菜及び加工果実,スギナ及びヨモギを主原材料としてなる固形状又は粉末状の加工食品,スギナ又はヨモギを主原材料としてなる固形状又は粉末状の加工食品」を指定商品として、平成10年10月5日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、緑色を意味し商品の色彩表示と認められる『グリーン』と『ミネラル』の文字よりなるものであるところ、これを本願指定商品中『緑色の、ミネラルを含有する商品』に使用しても単に商品の品質、成分、色彩を表示するにすぎないものと認める。したがって、この商標登録出願に係る商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記以外の商品に使用するときは商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」として、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「グリーンミネラル」の文字を横書して成るところ、これよりは、原査定が示したような意味合いを看取させる場合があるとしても、指定商品の品質、色彩等を直接的、かつ、具体的に表示したものとはいい得ないものである。

また、当審において職権をもって調査するも、該「グリーンミネラル」の文字が、指定商品を取り扱う業界において、取引上、品質、色彩等を表すものとして普通に使用されている事実を発見することができなかった。

してみれば、本願商標は、一連の造語より成る商標と認められるものであるから、これをその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るもので有り、また、これを指定商品中のいかなる商品に使用しても、商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものといえる。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号及び同第4条第1項第16号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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