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結論

敗訴(請求棄却)

第3条第1項第3号「カードコピーの識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:平成10年審判第9705号|請求不成立)

審判番号
平成10年審判第9705号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
カードコピーの識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
請求不成立(敗訴(請求棄却))

この審決(審判平成10年審判第9705号・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「カードコピーの識別力」です。特許庁は「本件審判の請求は、成り立たない」と判断しました(請求不成立)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

本件審判の請求は、成り立たない。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「カードコピー」の文字を横書きしてなり、平成7年9月29日に登録出願、その指定商品については、平成9年10月7日付けをもって手続補正書が提出され、第9類「普通紙複写機及びその付属品」に補正されたものである。

2 当審における拒絶の理由の要点

当審において、請求人に対し、平成13年6月12日付けをもって、「本願商標は『カードコピー』の文字を普通に用いられる方法をもって書してなるところ、これは『一定の大きさに裁断した小さな紙や札』を意味する語として親しまれている『カード』の文字と、『あるものを複製、複写すること。特に、電子複写機で、印刷物などを複写すること。』を意味する語として親しまれている『コピー』の文字を結合させたものと容易に理解し得るものであり、しかも、その指定商品を取り扱う業界においては、例えば、ICカードにコピー枚数、用紙サイズ、編集などの機能、操作を登録しておき、コピー作業を行うに当たってその都度操作手順をセットする煩わしさを解消したり、プリペードカード式で、コピーを使うたびにカードに設定した利用可能度数が減り、オフィスやコピーサービス店での複写枚数管理に役立つものなど、カードを利用してコピーするタイプの複写機が種々開発、商品化されている実情があることから、結局、これを、その指定商品に使用しても、需要者をして『カードを利用してコピーする』程度の商品の用途又は品質を認識、理解するにとどまり、自他商品の識別標識としては機能し得ないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨の拒絶の理由を通知したものである。

3 当審の判断

当審において、請求人に対し、新たに、前記2を要点とする拒絶の理由を通知し、相当の期間を指定して意見書を提出する機会を与えたが、請求人(出願人)は、何ら応答するところがない。

そして、前記2の拒絶の理由は妥当なものと認められ、本願は、その拒絶の理由によって拒絶すべきものである。

よって、結論のとおり審決する。

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