Trademark Appeal Case
称呼類似と商品類似
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成4年審判第13517号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、別紙(1)に表示したとおりの構成よりなり、第13類「手動利器」を指定商品として、商標登録第432661号と連合するものとして、平成元年10月17日に商標登録出願されたものであるが、その後、指定商品について、同4年3月11日付けの手続補正書において、「安全かみそり、安全かみそり用替刃、事務用鋏、事務用カッターナイフ」と補正され、同8年5月14日付けの手続補正書において、「安全かみそり、安全かみそり用替刃」とそれぞれ補正されたものである。
2 原査定において引用した登録商標
原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第451938号商標(以下「引用商標」という。)は、別紙(2)に表示したとおりのに構成よりなり、第8類「木螺旋及び其の他の尖刃器」を指定商品として、昭和27年9月19日に商標登録出願、同29年9月22日に設定登録、その後、商標権の存続期間の更新登録が同50年4月21日、同59年11月26日及び平成7年2月27日の3回に亘りされているものであり、現在有効に存続しているものである。
3 当審の判断
本願商標と引用商標との類否について判断するに、本願商標は、別紙(1)に表示したとおりの構成よりなるものであるから、「LION」の文字部分に相応して、「ライオン」の称呼及び観念を生ずるものとみるのが相当である。
これに対し、引用商標は、別紙(2)に表示したとおり、図形と文字とからなるものであるところ、その文字部分が図形部分を特定すべきものと無理なく認識できるものであるから、構成中の「LION」の文字部分及び図形部分に相応して、「ライオン」の称呼及び観念が生ずるものとみるのが相当である。
そうとすれば、外観における差異を考慮しても、本願商標と引用商標とは、「ライオン」の称呼及び観念を共通にする類似の商標と認められる。
つぎに、本願の指定商品と引用商標の指定商品との類否について判断するに、本願の指定商品は、前記のとおり、補正されたものであるが、本願の指定商品「安全かみそり、安全かみそりの替刃」と引用商標の指定商品中の「のみ、きり類」は、鋭利な部分で、物を切ったり、削ったり、剃ったり、刺したりするものであって、動力によらず、手だけで動かすものであるから、本願の指定商品「安全かみそり、安全かみそりの替刃」と引用商標の指定商品中の「のみ、きり類」とは、類似する商品であると判断するのが相当である。
したがって、本願商標と引用商標とは、商標において、類似し、かつ、本願商標の指定商品と引用商標の指定商品においても類似するものであるから、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当するものとした原査定は、妥当であって取消す限りでない。
なお、請求人(出願人)は、本願の指定商品と引用商標の指定商品とは「販売場所及び用途等」が異なり非類似の商品である旨主張しているが、上記のとおり判断しうるものであるから、請求人(出願人)の主張は採用できない。
よって、結論のとおり審決する。
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