sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

敗訴(請求棄却)

商標「Techweb」の一体不可分造語の称呼類似性(第4条第1項第11号・第4条第1項第15号|審判異議2001−90599(T2001−90599/J7))

審判番号
異議2001−90599(T2001−90599/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「Techweb」
争点(論点)
一体不可分造語の称呼類似性
適用条文
第4条第1項第11号・第4条第1項第15号
指定商品・役務の区分
第42類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2001−90599(T2001−90599/J7)・異議)は、本件商標「Techweb」について、商標法第4条第1項第11号・第4条第1項第15号への該当性が争われた事例です。主な争点は「一体不可分造語の称呼類似性」です。指定商品・役務は第42類に属します。特許庁は「登録第4473437号商標の商標登録を維持する」と判断しました(登録維持)。他人の周知・著名な商標と出所混同を生じるおそれがないか、出願前に使用状況まで含めて確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4473437号商標の商標登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4473437号商標(以下「本件商標」という。)は、平成8年12月9日に登録出願され、「Techweb」の文字を横書きしてなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成13年5月11日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由

(1)本件商標は、平成4年9月28日に登録出願され、別掲(1)に示すとおりの構成よりなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成8年10月31日に設定登録された登録第3212285号商標、平成4年9月28日に登録出願され、「テック」の文字を横書きしてなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成8年10月31日に設定登録された登録第3212286号商標、平成5年12月28日に登録出願され、「株式会社テック」の文字を横書きしてなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成9年6月27日に設定登録された登録第4017963号商標、平成6年7月27日に登録出願され、別記(2)に示すとおりの構成よりなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成9年11月28日に設定登録された登録第4086968号商標及び平成6年7月27日に登録出願され、「TEC CORPORATION」の文字を横書きしてなり、第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成9年11月28日に設定登録された登録第4086969号商標(以下、これらを合わせて「引用A商標」という。)と、その称呼において類似する商標であって、引用A商標に係る指定役務に類似する役務について使用するものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当する。

(2)商標「TEC」、「テック」(以下「引用B商標」という。)は、申立人の業務に係る商品「電子レジスター、電子はかり、OA機器」等を表示するものとして取引者、需要者の間において広く認識されている商標であるから、本件商標をその指定役務に使用するときは、申立人の業務に係る商品及び役務とその出所について混同を生ずるおそれがあるので、同法第4条第1項第15号に該当する。

したがって、本件商標の登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

(1)本件商標は、その構成文字全体が外観上まとまりよく一体的に表されており、これより生ずると認められる「テックウエブ」の称呼も格別冗長というべきものでなく、よどみなく一連に称呼し得るものであることより、構成中の「Tech」の文字部分のみが独立した標識部分として認識され得ないというべきであるから、本件商標は、その構成文字全体をもって一体不可分の造語よりなるものと認識し把握されるとみるのが相当である。

そうとすれば、本件商標は、その構成文字に相応して、「テックウエブ」の称呼のみを生ずるものと認められる。

他方、引用A商標は、その構成文字に相応して、「テック」の称呼を生ずるものと認められる。

そして、本件商標より生ずると認められる「テックウエブ」の称呼と、引用A商標より生ずると認められる「テック」の称呼とは、その音構成及び音数に明らかな差異が認められるものであるから、両称呼は容易に区別し得るものである。

また、本件商標は、その構成全体より特定の観念を生ずるものとは認められないから、引用A商標と観念上比較することができない。

さらに、本件商標と引用A商標とは、その外観においても十分区別し得るものである。

してみれば、本件商標と引用A商標とは、その外観、称呼及び観念のいずれにおいても紛らわしいところがないものであって、類似する商標ということはできない。

(2)本件商標と引用B商標とは、上記(1)と同様の理由で類似しない商標であって、他に混同を生ずるとすべき格別の事情も見出し得ないものである。

してみれば、引用B商標が、本件商標の登録出願時には申立人の業務に係る商品「電子レジスター、電子はかり、OA機器」等の商標として、取引者、需要者の間において広く認識されていたものと認められるとしても、商標権者が本件商標をその指定役務に使用した場合、取引者、需要者をしてその役務が申立人又は申立人と関係のある者の業務に係るものであるかのように、その役務の出所について混同を生じさせるおそれはないものである。

したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第11号及び同第15号に違反して登録されたものではない。

よって、商標法第43条の3第4項の規定に基づき、結論のとおり決定する。

A判定なら印紙代込み全額返金

過去の審決を調べたあと、登録可能性を無料で確認しませんか?

Sokuhyoなら約1分でAI判定(A〜C)。A判定なら印紙代込みの全額返金保証が付きます。

無料でAI商標調査を試す(約1分)

第4条第1項第11号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第11号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。