Trademark Appeal Case
REFACEの記述性
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成10年審判第1986号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、「REFACE」の欧文字と「リフェイス」の片仮名文字を上下二段に書してなり、第37類「建築一式工事,しゅんせつ工事,土木一式工事,舗装工事,石工事,ガラス工事,鋼構造物工事,左官工事,大工工事,タイル・れんが又はブロックの工事,建具工事,鉄筋工事,塗装工事,とび・土工又はコンクリートの工事,内装仕上工事,板金工事,防水工事,屋根工事,管工事,機械器具設置工事,さく井工事,電気工事,電気通信工事,熱絶縁工事」を指定役務として、平成8年4月4日に登録出願されたものである。
2 原査定の拒絶の理由
原審において、『本願商標は、「再び」の意のある「RE(リ)」と「表面の意のある「FACE(フェイス)」とで「REFACE」と「リフェイス」の文字を二段併記してなるところ、指定役務との関係では、これよりは「建物面(外壁)を化粧なおしをする工事」の意味合いを容易に理解、認識させるものであるから、これを本願指定役務中、「前記に照応する役務」に使用するとは、単に該役務の質(内容)を表示したものにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記役務以外の役務に使用するときは役務の質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。』と認定、判断し、本願を拒絶したものである。
3 当番の判断
本件商標は、「REFACE」、「リフェイス」の文字よりなるところ、「REFACE(リフェイス)」の文字は、「<建物・石などの>表面を新しくする〔元どおりにする、替える〕」の意味を有する英語であることが認められる(「小学館ランダムハウス英和辞典 株式会社小学館 1999年発行」、「新英和中辞典 株式会社研究者 1990年発行)。
さらに、株式会社ジー・サーチの提供に係る「GーSerch新聞情報データベース」をみると、『古い住宅部位の上から新しい部材をかぶせれば低コストで廃材も少ないリフォームが可能。そんなリフォーム専用部品をミサワホームが4月に発売する。「リフェイス方式」・・・』日刊工業新聞(平成12年3月29日発行)の記事も掲載されている。
してみれば、本願商標に接する取引者、需要者は、既存の建築物、構造物等の表面を新しく修復、修繕する工事を認識、理解するに止まるものというのが相当である。
そうとすれば、本願商標をその指定役務に使用しても、役務の質(内容)を表示したものいわざるを得ない。
また、上記した工事以外の工事に使用するときは、役務の質の誤認を生じさせるおそれがあるものである。
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するものとして、拒絶した原査定は妥当であって、取り消すべき限りでない。
よって、結論のとおり審決する。
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