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結論

勝訴(請求認容)

商標「WAVESPLITTER」のWAVESPLITTERの品質誤認性(第4条第1項第16号|審判不服2001−10681(T2001−10681/J1))

審判番号
不服2001−10681(T2001−10681/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「WAVESPLITTER」
争点(論点)
WAVESPLITTERの品質誤認性
適用条文
第4条第1項第16号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−10681(T2001−10681/J1)・不服)は、本件商標「WAVESPLITTER」について、商標法第4条第1項第16号への該当性が争われた事例です。主な争点は「WAVESPLITTERの品質誤認性」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1.本願商標

本願商標は、「WAVESPLITTER」の欧文字を標準文字とし、第9類「光ファイバーケーブル,その他の電線及びケーブル」を指定商品として、アメリカ合衆国1999年11月18日出願に基づく優先権を主張して、平成12年5月17日に登録出願されたものである。

2.原査定の拒絶理由

原査定は、「本願商標は、指定商品との関係から、その構成中に『SPLITTER』の文字を有してなるものであるから、これを本願指定商品に使用するときは、恰も『分波器』であるかの如く、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認められる。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3.当審の判断

本願商標は、「WAVESPLITTER」の欧文字を書してなるものであるところ、これを構成する各文字は、同じ書体、同じ大きさ、等間隔で、外観上まとまりよく一体的に表示されており、これより「ウエーブスプリッター」と、無理なく一連に称呼し得るものである。

そして、たとえ、構成中の「SPLITTER」の文字部分が「分波器」を意味する語であるとしても、かかる構成においては、これが商品の具体的品質を直ちに認識させるとは言い難いものである。

そうとすると、本願商標に接する取引者・需要者は、構成文字全体として一体不可分の造語と理解し、これより特定の商品を認識し得ないものとみるのが相当である。

してみれば、本願商標をその指定商品中いずれの商品に使用しても、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるとは認められない。

したがって、本願商標を商標法第4条第1項第16号に該当するとして拒絶した原査定は、妥当なものでなく、取り消しを免れない。

その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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