結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2001−591(T2001−591/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
原査定は、「この商標登録出願に係る商標は、『中華団欒』の文字を普通に用いられる方法で書してなるところ、近時、本願指定商品との関係の深い食品業界において、商品の品質の多様化の一として、『家族が揃って食卓を囲む団欒のための、素材とそのメニュー作り』をその特徴とする商品の製品化が図られている実情がみられることよりすれば、全体として『家族そろって中華を楽しむ』旨を端的に表示したと看取させるにすぎないものであるから、このようなものを出願人が本願指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、単に商品の品質(イメージ)を表示する、販売促進用のキャッチフレーズの一類型であると理解するに止まり、何人かの業務に係る商品であることを認識することができないものと認める。したがって、この商標登録出願に係る商標は、商標法第3条第1項第6号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。
本願商標は「中華団欒」の文字を書してなるものであるところ、その構成中の「中華」の文字が、その指定商品との関係において、中華料理の意味合いを想起させるものであり、「団欒」の文字が「月などのまるいこと。まどか。集まって車座にすわること。まどい。集まってなごやかに楽しむこと。親密で楽しい会合」を意味する語(「広辞苑」株式会社岩波書店発行、1998年11月11日第5版第一刷発行)であるとしても、全体として本願商標が原審の述べるような意味合いを本願指定商品の取引者、需要者が直に理解するものとは認め難く、むしろ特定の語義を理解させない造語を表したものと理解するとみるのが相当である。
また、「中華団欒」の語が本願指定商品の販売促進用のキャッチフレーズとして普通に使用されている事実は、当審において調査したが、発見することができなかった。
してみれば、本願商標は、これをその指定商品について使用した場合、需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができないものとはいい難く、自他商品の識別標識として機能を果たし得るものといわざるを得ない。
したがって、本願商標は商標法第3条第1項第6号に該当するとして拒絶した原査定は、妥当でなく、取り消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。
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