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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号・第3条第1項第3号「外国語の記述性判断」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−19298(T2000−19298/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−19298(T2000−19298/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
外国語の記述性判断
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−19298(T2000−19298/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「外国語の記述性判断」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「Yaourt Chantilly」を上段に「ヤオルトシャンティ」を下段に書してなり、第29類「乳製品」を指定商品として、平成11年4月22日に登録出願、その後、指定商品については、平成12年4月19日付け手続補正書により第29類「ヨーグルト,クリーム」と補正されたものである。

2 原査定の理由

原査定は、「本願商標は、『ヨーグルト』の意味を有するフランス語の『Yaourt』の文字、『泡立てたクリームを添えた』の意味を有するフランス語の『Chantilly』の各文字及びその表音を認識させる『ヤオルトシャンティ』の文字を普通に用いられる方法で表示してなるから、これを本願指定商品中、『ヨーグルト』に使用しても、全体として、『ホイップクリーム添えのヨーグルト』であることを認識させるにとどまり、単に商品の品質を表示するにすぎないものであるから、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨、認定判断して、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、その構成前記したとおり「Yaourt Chantilly」「ヤオルトシャンティ」の各文字よりなるところ、その構成中の「Yaourt」及びその読みと認められる「ヤオルト」の文字がフランス語のヨーグルトを意味を有し、「Chantilly」及びその読みと認められる「シャンティ」の文字が同じくフランス語で「泡立てたクリームを添えた」の意味を有しているとしても、これらの語は、我が国で親しまれ広く知られている語とは認め難いところである。

してみると、本願商標を構成する「Yaourt Chantilly」、「ヤオルトシャンティ」の各文字は、特定の意味合いを想起させない造語を表したと認識されるとみるのが相当である。

そうとすれば、本願商標は、これをそのいずれの商品について使用しても商品の品質を表示するものではなく、かつ、商品の品質について誤認を生ずるおそれもないものといわなければならない。

してみれば、本願商標は商標法第3条第1項第3号及び同第4条第1項第16号に該当するということはできないから、これを理由に本願を拒絶した原査定は妥当でなく、その理由をもって本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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