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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「図案化文字の称呼の有無」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−15294(T2000−15294/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−15294(T2000−15294/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
図案化文字の称呼の有無
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−15294(T2000−15294/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「図案化文字の称呼の有無」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲(1)のとおりの構成よりなり、第29類「食肉,食用魚介類(生きているものを除く。),肉製品,キトサンを主成分とする粉末・粒状もしくは液状の加工食品,加工水産物,食用魚粉,豆,加工野菜及び加工果実,冷凍果実,冷凍野菜,卵,加工卵,乳製品,食用油脂,カレー・シチュー又はスープのもと,なめ物,お茶漬けのり,ふりかけ,豆乳,豆腐,納豆,食用たんぱく」を指定商品として平成11年 5月18日に登録出願されたものである。

2 原査定の理由

原査定において、本願の拒絶に引用した登録第2672578号商標(以下「引用A商標」という。)は、別掲(2)のとおりの構成よりなり、平成4年2月18日登録出願、第32類「加工食料品、その他本類に属する商品」を指定商品として、平成6年6月29日に設定登録されたものである。同じく、登録第4250906号商標(以下「引用B商標」という。)は別掲(3)のとおりの構成よりなり、平成9年2月10日登録出願、第30類「コーヒー及びココア,茶,調味料,香辛料,米,脱穀済みのえん麦,脱穀済みの大麦,食用粉類,食用グルテン,アイスクリームのもと,シャーベットのもと,氷,アイスクリーム用凝固剤,家庭用食肉軟化剤,ホイップクリーム用安定剤」を指定商品として、平成11年3月19日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲(1)に示すとおりの構成よりなるところ、その構成中、中央部左端に書された部分は、極めて図案化されており、かつ上段に配された図形部分と相対するようにも看取されるところから、ローマ文字を表したものとは理解され得ないとみるのが相当である。

そうとすれば、本願商標からは「アピオ」の称呼は生じ得ないものといわなければならない。

一方、引用A商標は、別掲(2)に示すとおりの構成よりなるところ、その構成中の「APIO」の文字に相応して「アピオ」の称呼が生じるものである。また、引用B商標は、別掲(3)に示すとおりの構成よりなるところ、黒塗り四角形内に白抜きされた「abio」「city」の各文字は同書体で書されていることから、文字全体が一体のものとして把握、認識され、これより「アビオシティ」の称呼のみが生じるものである。

したがって、本願商標より、「アピオ」の称呼をも生ずるとし、そのうえで引用各商標と称呼上類似であるから、商標法第4条第1項第11号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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