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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「記述的商標の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−4224(T2000−4224/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−4224(T2000−4224/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
記述的商標の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−4224(T2000−4224/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「記述的商標の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「SPACE LAYOUT」及び「スペースレイアウト」の文字を二段に横書きしてなり、第9類「電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品」を指定商品として、平成10年9月30日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、空間を意味する『SPACE』の文字と、設計を意味する『LAYOUT』の文字とを連綴してなる『SPACE LAYOUT』の文字及びその表音と認められる『スペースレイアウト』の片仮名文字とを書してなるものであるところ、オフィス空間などの設計をサポートするCADソフトが使用されている実情に照らせば、全体として『空間の設計に使用するもの』程の意味合いを理解させるものであるから、これを本願指定商品中『電子計算機』に使用するときは、これに接する取引者、需要者をして、『空間の設計に使用する電子計算機』であることを認識させるに止まり、単に商品の品質・用途・機能を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断して本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「SPACE LAYOUT」及び「スペースレイアウト」の文字よりなるところ、これに接する需要者が、構成各語の意味に応じて原審説示の意を感得することがあるとしても、本願指定商品との関係で、直ちに特定商品の具体的内容・品質を表示したものと理解することはできないとみるのが相当である。

また、本願指定商品を提供する業界において、該文字を商品の具体的な内容・品質を表示するものとして広く普通に使用されている事実も見出せないものである。

そうとすれば、本願商標は、その指定商品の内容・品質を具体的に表示するにすぎないものとみるべきではなく、本願商標をその指定商品に使用しても、自他商品の識別機能を発揮し得ないということはできないというのが相当である。

したがって、本願商標は商標法第3条第1項3号に該当しないものである。

その他、本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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