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結論

敗訴(請求棄却)

商標「アイコントア」のEYE CONTOURの識別力(第4条第1項第16号・第3条第1項第3号|審判異議2002−90079(T2002−90079/J7))

審判番号
異議2002−90079(T2002−90079/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「アイコントア」
争点(論点)
EYE CONTOURの識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
第3類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2002−90079(T2002−90079/J7)・異議)は、本件商標「アイコントア」について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「EYE CONTOURの識別力」です。指定商品・役務は第3類に属します。特許庁は「登録第4520518号商標の商標登録を維持する」と判断しました(登録維持)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4520518号商標の商標登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4520518号商標(以下「本件商標」という。)は、平成12年12月8日に登録出願、「アイコントア」と「EYE CONTOUR」の文字を二段に併記してなり、第3類「せっけん類,香料類,化粧品,歯磨き」を指定商品として、同13年11月9日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由

本件商標は、「目」の意味を有する「EYE(アイ)」と「輪郭」の意味を有する「CONTOUR(コントア)」の文字とを「EYE CONTOUR(アイコントア)」と普通に用いられる方法で表示したにすぎないものであるから、本件商標を指定商品中の「目もとの輪郭をくっきりさせるためのアイクリーム、アイジェル」等に使用しても、単に当該商品の品質・効能・用途等を表示するにすぎないものである。

また、上記以外の商品について使用した場合は、商品の品質の誤認を生ずるおそれがある。

したがって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するから、商標法第43条の3第2項に基づき取り消されるべきである。

3 当審の判断

本件商標は、前記したとおり「アイコントア」と「EYE CONTOUR」の文字を二段に横書きしてなり、「アイ(EYE)」は「目」の意味を、「コントア(CONTOUR)」は、「輪郭」の意味をそれぞれ有する語であって、登録異議申立人の提出した甲第1号証によれば、「アイ コントア」、「アイコントア」の文字が化粧品に関連して使用されている事実が認められる。

しかし、甲第1号証によっては、これら「アイ コントア」、「アイコントア」の文字全体をもって具体的に何を意味しているかを特定しがたいものである。

しかも、本件商標が、商標法第3条第1項第3号に該当するか否かは、その登録査定時を基準に判断すべきと解されるところ、甲第1号証は、すべてインターネットのホームページより採取したものであって、これらが本件商標の登録査定前に既にインターネット上で公開されていたかについては不明である。

そして、登録異議申立人が提出した証拠方法は、甲第1号証のみである。

してみれば、本件商標は、その指定商品のいずれの商品についても、その商品の品質を普通に用いられる方法で表示する標章として取引者・需要者の間に認識されていたとは認め得ないところである。

また、本件商標がその指定商品について使用された場合、商品の品質について誤認を生ずるおそれがあるものとすべき事実は認められない。

したがって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に違反して登録されたものではない。

よって、商標法第43条の3第4項の規定に基づき、結論のとおり決定する。

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