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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の要部抽出の可否」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2002−6501(T2002−6501/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2002−6501(T2002−6501/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「さらりー綿」
争点(論点)
称呼の要部抽出の可否
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2002−6501(T2002−6501/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「さらりー綿」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出の可否」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として、平成12年12月7日に登録出願されたものであるが、指定商品については、同13年9月27日付け、及び同13年12月17日付け手続補正書により、最終的には、第25類「一部又は全部が絹製の被服,一部又は全部がセリシン又はフィブロインでコーティングされた被服,一部又は全部がセリシン及びフィブロインでコーティングされた被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」に補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第2523134号商標(以下「引用商標」という。)は、「さらりー綿」の文字を横書きしてなり、平成2年7月30日登録出願、第17類「綿製の被服,綿製の布製身回品,綿製の寝具類」を指定商品として、同5年4月28日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

引用商標は、「さらりー綿」の文字を横書きしてなるところ、構成各文字は外観上まとまりよく一体に表現されていて、しかも、全体をもって称呼してもよどみなく一連に称呼できるものである。そして、たとえ構成中の「綿」の文字部分が、商品の原材料等を表すために使用される場合があるとしても、かかる構成においては、構成全体をもって一体不可分のものと認識し称呼されるとみるのが自然である。

そうすると、その構成文字全体に相応して、「サラリーメン」の称呼のみを生ずるものと判断するのが相当である。

したがって、引用商標より、「サラリー」の称呼をも生ずるとし、そのうえで、両商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当なものではなく、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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