1 本願商標
本願商標は、「ピザーラキッズ」の片仮名文字と「PIZZA−LA KIDS」の欧文字を上下二段に書してなり、第30類「ピザ,サンドイッチ,しゅうまい,すし,たこ焼き,肉まんじゅう,ハンバーガー,べんとう ,ホットドック,ミートパイ,ラビオリ」を指定商品として、平成13年1月18日に登録出願されたものである。
2 原査定の理由
原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第2098565号商標(以下「引用商標」という。)は、「キッズ」の片仮名文字を横書きしてなり、昭和61年12月24日登録出願、第32類「加工食料品、その他本類に属する商品」を指定商品として、同63年11月30日に設定登録、その後、平成10年12月15日に商標権存続期間の更新登録がなされているものである。
3 当審の判断
本願商標は、前記した構成よりなるものであるところ、いずれの文字も同一の書体をもって、同一の大きさで書され、一体的に書されているばかりでなく、これより生ずると認められる「ピザーラキッズ」の称呼も格別冗長というものではなく、淀みなく一連に「ピザーラキッズ」と称呼し得るものである。
そうとすれば、その構成文字中「PIZZA−LA」と「KIDS」との間が一文字程度のスペースがあるとしても、これを「ピザーラ」と「キッズ」とに分離して、「キッズ」の文字部分のみを抽出して、これより生ずる称呼のみをもって、商品の取引に当たるものとはみられないところであり、本願商標を構成する各文字は、外観及び称呼上一体不可分のものと認識されるものである。
他方、引用商標は、前記したとおり、「キッズ」の片仮名文字を横書きしてなるものであるから、「キッズ」の称呼が生じること明らかである。
したがって、本願商標より「キッズ」の称呼をも生ずるとし、これを前提として、本願商標と引用商標とは「キッズ」の称呼において共通する類似の商標であるから、本願商標は商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消を免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。