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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の要部抽出の可否」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2001−14442(T2001−14442/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2001−14442(T2001−14442/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守」
争点(論点)
称呼の要部抽出の可否
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−14442(T2001−14442/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出の可否」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「eSENSe」の文字(標準文字)を書してなり、第42類に属する願書に記載の役務を指定役務として、平成12年2月25日登録出願、その後、指定役務については、平成13年5月30日付け手続補正書をもって、第42類「通信ネットワークシステムに関するコンサルティング,電子計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む。)の設計に関する助言,オンラインによるコンピュータプログラムの提供,電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守,通信ネットワークの設計・企画,電子計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む。)の貸与,電子計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む。)及び電子計算機用プログラムの環境設定及び機能の拡張・変更・追加その他の最新化,電気計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む。)及び電子計算機用プログラムの性能・操作方法・作成方法・設計方法に関する紹介及び説明,インターネットその他の電子計算機端末通信ネットワークを利用したコンピュータネットワークの運用管理」と補正されたものである。

2 引用商標

原査定において拒絶の理由に引用した登録第4284549号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲に示すとおりの構成よりなり、平成10年3月20日登録出願、第42類「電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守」を指定役務として、平成11年6月18日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、「eSENSe」の文字よりなるところ、欧文字の小文字「e」の間に大文字「SENS」を挟み込むようにバランスよく表したものであり、視覚上一体的に看取されるものである。そして、その構成全体から生ずると認められる「イーセンス」の称呼も格別冗長というべきものでなく、よどみなく一連に称呼されるものであって、また、その称呼より「いいセンス、良いセンス」というような意味合いが想起され、一連の語として看取されるものとみるのが相当である。

そうとすると、本願商標よりは、「イーセンス」の称呼のみを生ずるものというべきである。

してみれば、本願商標より「センス」の称呼をも生ずるとし、その上で本願商標は、引用商標と「センス」の称呼を同じくする類似の商標であり、商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当でなく取消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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