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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「外国語の品質表示と識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−555(T2000−555/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−555(T2000−555/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
外国語の品質表示と識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−555(T2000−555/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「外国語の品質表示と識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲に示すとおり「Classe d’Or」の欧文字を横書きし、その上部に「クラスドール」の片仮名文字を小さく書してなり、第33類「日本酒,洋酒,果実酒,中国酒,薬味酒」を指定商品として、平成10年10月21日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、商品の等級が金であることを認識させる『クラスドール』『Classe d’Or』の文字を表してなるから、これを本願指定商品に使用するときは、単に商品の品質を普通に用いられる方法で表示するにすぎない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記構成よりなるところ、その構成中「Classe」「d’Or」は、それぞれ「等級、種類」「金の」を意味するフランス語であり、「クラスドール」は、その片仮名表記にあたるとしても、これより直ちに「金の等級」の意味合いを理解できる程我が国においてフランス語が親しまれているものということはできない。

そして、本願商標がその指定商品の品質を表示するものとして、取引上普通に使用されている事実は見出すことができない。

してみれば、本願商標に接する取引者、需要者は、「金の等級」の意味合いとして商品の品質を表示したものと認識するというよりは、むしろ、一種の造語としてこれを認識するとみるのが相当であり、本願商標は、商品の品質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標ということはできない。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取消しを免れない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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