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結論

勝訴(請求認容)

商標「消臭プラグ」と「香りのプラグ」の称呼の要部抽出の可否(第4条第1項第11号|審判不服2001−21136(T2001−21136/J1))

審判番号
不服2001−21136(T2001−21136/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「消臭プラグ」引用商標「香りのプラグ」
争点(論点)
称呼の要部抽出の可否
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−21136(T2001−21136/J1)・不服)は、本件商標「消臭プラグ」と引用商標「香りのプラグ」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出の可否」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「消臭プラグ」の文字を標準文字で書してなり、第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,芳香剤(身体用のものを除く。),その他の香料類」、第5類「薬剤」及び第11類「家庭用電気式芳香器,家庭用電気式消臭器,その他の家庭用電熱用品類,家庭用浄水器,化学物質を充てんした保温保冷具」を指定商品として、平成12年9月27日に登録出願されたものであるが、その後、指定商品については、平成13年8月31日提出の手続補正書により、第3類「消臭効果を有するせっけん類,消臭効果を有する歯磨き,消臭効果を有する化粧品,消臭効果を有する芳香剤(身体用のものを除く。),その他の消臭効果を有する香料類」と補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第3246623号商標(以下「引用商標」という。)は、「香りのプラグ」の文字を横書きしてなり、平成5年10月4日に登録出願、第3類「せっけん類,香料類,薫料,化粧品,つや出し紙,つや出し布」を指定商品として、平成9年1月31日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

本願商標は、「消臭プラグ」の文字よりなるところ、構成各文字は、同じ書体、同じ大きさで等間隔に外観上まとまりよく一体に表現されていて、しかも、全体をもって「ショウシュウプラグ」と称呼してもよどみなく一連に称呼できるものである。

そして、たとえ、構成中の「消臭」の文字が「不快な臭いを消すこと」を意味する語であるとしても、かかる構成においては特定の商品又は商品の品質、用途等を具体的に表示するものとして直ちに理解できるものともいい難いところであるから、むしろ構成全体をもって一体不可分のものと認識し把握されるとみるのが自然である。

そうすると、本願商標は、その構成文字全体に相応して、「ショウシュウプラグ」の称呼のみを生ずるものとするのが相当である。

したがって、本願商標より、「プラグ」の称呼をも生ずるとし、そのうえで、両商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当ではなく、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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