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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「「KANZEN」の品質表示と識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2000−12365(T2000−12365/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2000−12365(T2000−12365/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
「KANZEN」の品質表示と識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2000−12365(T2000−12365/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「KANZEN」の品質表示と識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1本願商標

本願商標は、「KANZEN」の欧文字を横書きしてなり、第28類「ゴルフ用具」を指定商品として、平成11年8月6日に登録出願されたものである。

2原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『KANZEN』の文字を書してなるものであるが、これは欠点のないことを意味する『完全』を欧文字で表示したものと認められ、これを本願指定商品に使用するときは、単に商品の品質を普通に用いられる方法で表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」として、本願を拒絶したものである。

3当審の判断

本願商標は、「KANZEN」の文字よりなるところ、これよりは、「完全」「敢然」「勧善」「煥然」等の文字が想起される場合があり、原審説示の「完全」の文字及びその意味するところの「すべてそなわっていて、足りないところのないこと。欠点のないこと。」(広辞苑第五版:三省堂)のみを直ちに看取し得るものではなく、また、当審において職権で調査したが、これが本願の指定商品を取り扱う業界において、商品の品質を表示するものとして、取引上普通に使用されている事実も見出せなかった。加えて、多数の取引者及び需要者が直接的に商品の品質を表示するものとして理解できるものともいい難いものである。

してみれば、本願商標は、その指定商品について使用しても、商品の出所識別標識としての機能を十分果たし得るものというのが相当である。

したがって、本願商標を商標法第3条1項3号に該当するとして拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。

その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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