sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の分離認定」の商標審決・判断理由(審判番号:平成11年審判第16533号|拒絶査定取消・登録)

審判番号
平成11年審判第16533号
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
称呼の分離認定
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判平成11年審判第16533号・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の分離認定」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「CENTURY22」の文字(標準文字)よりなり、第36類「建物の管理,建物の貸借の代理又は媒介,建物の貸与,建物の売買,建物の売買の代理又は媒介,建物又は土地の鑑定評価,土地の管理,土地の貸借の代理又は媒介,土地の貸与,土地の売買,土地の売買の代理又は媒介,建物又は土地の情報の提供」を指定役務として、平成9年9月26日登録出願されたものである。

2 引用商標

原査定が、本願商標は商標法第4条第1項第11号に該当するものであるとして、その拒絶の理由に引用した登録第3081322号商標は、赤く彩色された「センチュリー」の文字よりなり、平成4年9月30日登録出願、第36類「建物の売買,建物の売買の代理又は媒介」を指定役務とし、特例商標として、同7年10月31日に設定登録されたものであり、同じく、登録第3339182号商標は、別掲(1)のとおりの構成よりなり、平成4年9月30日登録出願、第36類「建物の売買,建物の売買の代理又は媒介,建物の貸与」を指定役務とし、特例商標として、同9年8月15日に設定登録されたものであり、同じく、登録第4249939号商標(商願平9−106187号)は、別掲(2)のとおりの構成よりなり、平成9年4月14日登録出願、第36類「建物又は土地の情報の提供,前払式証票の発行,商品市場における先物取引の受託,骨董品の評価,美術品の評価,宝玉の評価,企業の信用に関する調査,慈善のための募金」を指定役務として、同11年3月12日に設定登録されたものである(以下、これらをまとめて「引用商標」という。)。

3 当審の判断

本願商標は、前記したとおり、欧文字の「CENTURY」と数字の「22」を連結してなるところ、前者「CENTURY」は「世紀(100年を1期として数える年代の数え方)」を意味する語として我が国においてもよく知られる英語であって、今世紀が21世紀であることよりすると、これに近い数字の「22」が連結されれば、その語法が正しいか否かはともかく、来世紀の「22世紀」を容易に看取させるというを相当とするから、後者「22」を単なる記号符号の一形態にとどまるとみるのは自然でない。

してみれば、本願商標は、その構成全体から来世紀を意味する「22世紀」という一体不可分の熟語的意味合いの下、欧文字部分と数字部分とに分離することなく、一連に「センチュリーニジュウニ」又は「センチュリートゥエンティーツー」の称呼のみを生ずるものといわなければならない。

そうとすれば、本願商標より「センチュリー」の称呼をも生ずるとし、そのうえで本願商標と引用商標を称呼上類似するものと認定した原査定の拒絶理由は適当でなく、その理由をもって拒絶すべきものとすることはできない。

その他、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

第4条第1項第11号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第11号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。