Trademark Appeal Case
称呼観念の類似性
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成10年審判第8015号 |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本願商標
本願商標は、別紙に示すとおり「NUANCE」の文字及び「ヌアンセ」の文字を二段に書してなり、平成8年3月7日登録出願、指定商品については、平成9年10月1日付手続補正書をもって、第6類「鉄及び鋼,非鉄金属及びその合金,金属鉱石,建築用又は構築用の金属製専用材料,金属製建具,金庫,金属製金具,金属製建造物組立てセット,金属製包装用容器(「金属製栓,金属製ふた」を除く),金属製の可搬式家庭用温室,かな床,金属製締付け金具,はちの巣,金網,ワイヤロープ,金属製家庭用水槽,金属製工具箱,金属製貯金箱,金属製のきゃたつ及びはしご,金属製のネームプレート及び標札,金属製のタオル用ディスペンサー,金属製帽子掛けかぎ,金属製郵便受け,金属製靴ぬぐいマット,金属製ブラインド,金属製立て看板,金属製彫刻,金属製の墓標及び墓碑用銘板,金属製のバックル,アイゼン,カラビナ,ハーケン,金属製飛び込み台,金属製あぶみ,拍車」に補正されているものである。
2 原査定の引用商標
原査定の拒絶の理由に引用した登録第2208818号商標(以下「「引用商標」という。)は、別紙に示すとおり「ニュアンス」の文字を書してなり、第7類「建築または構築専用材料、セメント、木材、石材、ガラス」を指定商品として、昭和62年5月13日に登録出願、平成2年1月30日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。
3 当審の判断
本願商標は、「NUANCE」の欧文字及び「ヌアンセ」の片仮名文字を二段に書してなるものであるところ、上段の「NUANCE」の文字は、「(感情などの)微妙な差異、ニュアンス」等の意味である英語及びフランス語であり、その表音である「ニュアンス」は上記の意味合いの外来語として広く親しまれており、例えば、広辞苑、現代用語の基礎知識にも記載されているものである。
そうとすると、本願商標は、たとえ、「ヌアンセ」の文字を併記してなるとしても、前記の事情より、上段の「NUANCE」の文字に着目し、該文字より「ニュアンス」(ニュアンス)の自然の称呼、観念を生ずるものといわなければならない。
これに対し、引用商標は、前記の構成より「ニュアンス」の文字よりなるものであるから、「ニュアンス」(ニュアンス)の称呼、観念を生ずること明らかである。
してみれば、本願商標と引用商標は、外観上相違する点があるとしても、「ニュアンス」(ニュアンス)の称呼及び観念を共通にする類似の商標と認められ、かつ、その指定商品も同一又は類似のものである。
したがって、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するという上記拒絶理由は妥当なものと認められるので、本願はこの拒絶の理由によって、拒絶をすべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
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