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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「記述的商標の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2001−23516(T2001−23516/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2001−23516(T2001−23516/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
記述的商標の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−23516(T2001−23516/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「記述的商標の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「CC法面」の文字(標準文字による商標)を書してなり、第1類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成12年10月27日に登録出願、その後、指定商品については、平成13年10月3日付け手続補正書をもって、第1類「植物育成剤,土壌改良剤,その他の植物成長調整剤類」と補正されたものである。

2 原査定における拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『CC法面』の文字を書してなるところ、欧文字『CC』の部分については、アルファベット2文字が、商品の品番、規格、型式を表示するための記号、符号の一類型として採択、使用されていることから、また、『法面』の文字は、『切取り・盛り土等でできた人工的な斜面』の意味を有することから、全体として、『人工斜面用の商品』であることを看取、理解させるものであるから、これを本願指定商品中、例えば、土壌改良剤等について使用しても、商品の品質、用途を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「CC法面」の文字よりなるところ、これが、何等かの略語を表す「CC」と「傾斜面のこと」(技報堂出版株式会社発行「建築用語事典(第二版)」)を意味する「法面」の語とを結合したものと認識されるとしても、これより本願指定商品の品質、用途を具体的に表示したものと理解されるものとは認め難い。また、当審において調査するも、該文字が、本願指定商品に関し、その品質、用途を表示するものとして取引上普通に用いられている事実は発見できなかった。

そうすると、本願商標は、その指定商品の品質、用途を表示するものではなく、一種の造語とみるのが相当であり、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものといわなければならない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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