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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「「泳ぎてっちり」の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2002−4649(T2002−4649/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2002−4649(T2002−4649/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
「泳ぎてっちり」の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2002−4649(T2002−4649/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「泳ぎてっちり」の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第42類「ふぐ料理を主とする飲食物の提供」を指定役務として、平成12年6月12日に登録出願されたものである。

2 原査定における拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、『店内の水槽で泳いでいる河豚を客の目の前でさばくことにより皿の上でピクピク動く』ことからその名がついた河豚の料理名として使用されている『泳ぎてっちり』の文字とその字音(表音)である『およぎてっちり』およびそのローマ字表記である『oyogiーtettiri』の文字を三段に書してなるものであるから、これをその指定役務『ふぐ料理を主とする飲食物の提供』に使用しても、単に役務の質(提供の内容)を表示したものと認められるにとどまるものである。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなるところ、構成中「泳ぎ」の文字は、動詞「泳ぐ」の連用形であり、「てっちり」の文字は「ふぐのちり鍋のこと」を意味する語(丸善株式会社発行 丸善食品総合辞典)としてよく知られているとしても、本願商標の構成文字全体からは、原審説示のごとき意味合い(料理方法)を具体的、かつ、直ちに理解させるものとは認め難い。

また、当審において調査するも、本願商標が、その指定役務との関係において、役務の質を表示するものとして取引上普通に使用されている事実は発見できなかった。

そうとすると、本願商標は、これより全体として特定の意味合いを表現し得ない一種の造語と認識し把握されるとみるのが相当である。

してみれば、本願商標は、自他役務の識別標識としての機能を有しない商標ということはできないから、商標法第3条第1項第3号に該当するとした原査定は妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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