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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第16号「「SOCK」の品質誤認」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2001−16138(T2001−16138/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2001−16138(T2001−16138/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
「SOCK」の品質誤認
適用条文
第4条第1項第16号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2001−16138(T2001−16138/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第16号への該当性が争われた事例です。主な争点は「「SOCK」の品質誤認」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第25類「被服、履物」を指定商品として、平成12年9月1日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、指定商品との関係において、その構成中に『ソックス、靴の中敷き』を意味する『SOCK』の文字を有してなるから、本願商標をその指定商品中の「靴下,靴中敷き」以外の「被服,履物」に使用するときには、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に 該当する」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、別掲のとおり、黒地の長方形内に白抜きで表された「SOCK SHOP」の文字と、黒地の楕円形内に白抜きで「S」の文字とを、横一列に配した構成からなるところ、その構成中の「SOCK」の文字が、たとえ、原審説示の如く、「靴下」等を意味する英語であるとしても、一般には馴染みのない英語であり、他方、わが国では「靴下」を指す語としては、「ソックス(socks)」の文字が、英語及び外来語として広く一般的に使用されているものであるから(ナツメ社発行「外来語辞典」)、むしろ、該文字は、特定の意味を有しない一種の造語として認識され把握されるものと見るのが自然である。

さらに、当審において職権を持って調査するも、該文字が、本願の指定商品を取り扱う業界において、本願の指定商品の品質を具体的に表示するものとして取引上、普通に使用されている事実も発見できなかった。

そうすると、本願商標は、これをその指定商品中のいずれの商品に使用しても、商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものというべきである。

したがって、本願商標が商標法第4条第1項第16号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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