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結論

敗訴(請求棄却)

商標「シガーライター」の部品名と本体の識別力(第3条第1項第3号|審判異議2003−90414(T2003−90414/J7))

審判番号
異議2003−90414(T2003−90414/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「シガーライター」
争点(論点)
部品名と本体の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
第12類
最終結論
登録維持(敗訴(請求棄却))

この審決(審判異議2003−90414(T2003−90414/J7)・異議)は、本件商標「シガーライター」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「部品名と本体の識別力」です。指定商品・役務は第12類に属します。特許庁は「登録第4662740号商標の商標登録を維持する」と判断しました(登録維持)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4662740号商標の商標登録を維持する。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4662740号商標(以下「本件商標」という。)は、「シガーライター」、「CigarLighter」及び「Cigar‐Lighter」の文字を三段に併記してなり、平成13年12月14日に登録出願、第12類「船舶並びにその部品及び附属品,航空機並びにその部品及び附属品,鉄道車両並びにその部品及び附属品,自動車,二輪自転車並びにその部品及び附属品,自転車並びにその部品及び附属品,乳母車,車いす,人力車,そり,手押し車,荷車,馬車,リアカー,荷役用索道,カーダンパー,カープッシャー,カープラー,索引車,陸上の乗物用の動力機械(その部品を除く。),陸上の乗物用の機械要素,陸上の乗物用の交流電動機又は直流電動機(その部品を除く。),タイヤ又はチューブの修繕用ゴムはり付け片,乗物用盗難警報器,落下傘,自動車用盗難防止具」を指定商品として、平成15年4月18日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由

本件商標は、指定商品「自動車」について使用しても、自動車用の部品又は附属品である「自動車用シガーライター」を表示するにすぎず、自他商品識別標識としての機能を果たし得ない。

よって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、その登録は取り消されるべきである。

3 当審の判断

本件商標は、「シガーライター」、「CigarLighter」及び「Cigar‐Lighter」の文字よりなるところ、該文字は、「(自動車などの)シガーライター(たばこ点火器具)」の意味を有する語であることが認められる(甲第2号証及び甲第3号証)。

そして、自動車用のシガーライターは、ほとんどの自動車に組み込まれている一附属品であることも否定しない。

しかしながら、本件商標は、商品「自動車」に使用するものであり、取引者、需要者をして、商品「自動車」の商標と認識、理解されるものというのが相当であって、例えば、「シガーライター付の自動車」の如く自動車の一附属品、品質を表示したものと認識、理解するものとはいい得ないものである。

そうとすれば、本件商標は、商品「自動車」に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものとみるのが相当である。

したがって、本件商標は、その指定商品中申立てに係る商品「自動車」について、商標法第3条第1項第3号に違反して登録されたものではないから、同法第43条の3第4項の規定により、その登録を維持すべきものである。

よって、結論のとおり決定する。

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