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結論

勝訴(請求認容)

商標「フワフワドーム」のフワフワドームの識別力(第4条第1項第16号・第3条第1項第3号|審判異議2003−90183(T2003−90183/J7))

審判番号
異議2003−90183(T2003−90183/J7)
審判種別
異議

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「フワフワドーム」
争点(論点)
フワフワドームの識別力
適用条文
第4条第1項第16号・第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
第9類
最終結論
登録取消(勝訴(請求認容))

この審決(審判異議2003−90183(T2003−90183/J7)・異議)は、本件商標「フワフワドーム」について、商標法第4条第1項第16号・第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「フワフワドームの識別力」です。指定商品・役務は第9類に属します。特許庁は「登録第4634190号商標の商標登録を取り消す」と判断しました(登録取消)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

登録第4634190号商標の商標登録を取り消す。

理由テキスト

1 本件商標

本件登録第4634190号商標(以下「本件商標」という。)は、「フワフワドーム」の片仮名文字を標準文字とし、平成13年10月5日に登録出願、第9類「遊園地用の遊戯用の器具(遊園地用機械器具に属するもの。),その他の遊園地用機械器具」を指定商品として、平成15年1月10日に設定登録されたものである。

2 取消理由の要点

平成15年9月10日付の取消理由通知書で商標権者に対して通知した取消理由は、要旨次のとおりである。

<取消理由>

本件商標は、「フワフワドーム」の文字よりなり、指定商品を第9類「遊園地用の遊戯用の器具(遊園地用機械器具に属するもの。),その他の遊園地用機械器具」とするものである。

しかして、登録異議申立人の提出に係るインターネット上のサイト情報、各種新聞、雑誌、各地方の広報誌等に掲載してある情報を見ると、各地の公園、遊園地の設置遊戯具、ないし地方自治体及び商工会議所等の団体が催すイベントにおいて、ナイロン製のドームに空気を送り込みこれを膨らませて、その内部や上部において飛んだり跳ねたりして遊ぶ遊戯具が掲載されていて、これを「フワフワ(ふわふわ)トランポリン」(甲第4号証の1及び甲第4号証の2)、「フワフワアニマル」(甲第5号証)、「フワフワアスレチックバルーン」(甲第6号証)、「ふわふわ遊戯」(甲第7号証)、「フワフワ遊具」(甲第8号証)、「ドーム状に膨らみ飛び跳ねて遊ぶフワフワドーム」(甲第9号証)、「シトラス君フワフワドーム:ドームは高さ・・・床の上で飛んだり、はねたりして遊べる。」(甲第10号証の1及び甲第10号証の2)他、「フワフワドーム」の文字(語)を用いて紹介していることが認められる(甲第11号証ないし甲第72号証)。

そうすると、「フワフワドーム」の文字(語)は、前記の実情よりすれば、「空気によって柔らかく膨らんだドーム状の遊戯具」を指称するものとして、一般世人に広く知られているものとみて差し支えないものであって、本件商標は、その指定商品中の「空気によって柔らかく膨らんだドーム状の遊戯具」に使用する場合、該商品の用途、形状及び品質を表示するにすぎず、自他商品の識別標識としての機能を果たし得ないものといわざるを得ない。 また、本件商標を「空気によって柔らかく膨らんだドーム状の遊戯具」以外の商品に使用するときは、恰もその商品が前記商品であるかの如く、商品の品質について誤認を生ずるおそれがあるというのが相当である。

したがって、本件商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に違反して登録されたものである。

3 当審の判断

商標権者に対して上記2の取消理由を通知し、意見を述べる機会を与えたが、商標権者からは何らの応答もない。

そして、上記2の取消理由は妥当なものと認められるので、この理由により、本件商標は、商標法第43条の3第2項の規定に基づき、その登録を取り消すべきものである。

よって、結論のとおり決定する。

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