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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「称呼の要部抽出の可否」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2002−15885(T2002−15885/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2002−15885(T2002−15885/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「キッチン新・感・鮮」
争点(論点)
称呼の要部抽出の可否
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2002−15885(T2002−15885/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「キッチン新・感・鮮」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「称呼の要部抽出の可否」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1.本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり,第29類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成12年10月11日に登録出願、その後、指定商品については、同13年9月10日付手続補正書により、「肉製品,加工水産物(「かつお節・寒天・削り節・食用魚粉・とろろ昆布・干しのり・干しひじき・干しわかめ・焼きのり」を除く。),かつお節,寒天,削り節,食用魚粉,とろろ昆布,干しのり,干しひじき,干しわかめ,焼きのり,冷凍果実,冷凍野菜,卵,加工卵,食用油脂,カレー・シチュー又はスープのもと,なめ物,お茶漬けのり,ふりかけ,油揚げ,凍り豆腐,こんにゃく,豆乳,豆腐,納豆」と補正されたものである。

2.引用商標

原査定において、拒絶の理由に引用した登録第4350590号商標(以下「引用商標」という。)は、標準文字をもって「キッチン新・感・鮮」と書してなり、第29類「肉製品」を指定商品として、平成11年2月25日登録出願、同12年1月14日設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3.当審の判断

引用商標は、前記のとおり「キッチン新・感・鮮」の文字よりなるものであるところ、構成各文字は、前半が片仮名文字、後半が漢字と字の種類が異なるとはいえ、同書同大に書されていて、外観上まとまりよく一体的に表示されているものである。

また、引用商標より生ずると認められる「キッチンシンカンセン」の称呼も格別冗長というべきものではなく、よどみなく一連に称呼できるものである。

そうとすれば、引用商標は、構成文字全体をもって一体不可分のものとして、把握されるとみるのが自然である。

他に、引用商標を「キッチン」と「新・感・鮮」とに分断しなければならない特段の理由も見出せない。

したがって、引用商標より「シンカンセン」の称呼をも生ずるとし、そのうえで、本願商標と引用商標とは称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当ではなく、取消を免れない。

その他、政令で定める期間内に本願を拒絶すべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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