sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「記述的表示の称呼判断」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2002−2243(T2002−2243/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2002−2243(T2002−2243/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
記述的表示の称呼判断
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2002−2243(T2002−2243/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「記述的表示の称呼判断」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第30類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として平成12年12月22日に登録出願されたものである。

その後、指定商品については同13年11月14日付け手続補正書により、第30類「もち」と補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第544359号商標は、「黄金」の文字を縦書きしてなり、昭和27年2月27日登録出願、第43類の商標登録原簿記載のとおりの商品を指定商品として、同34年11月16日に設定登録され、その後、平成12年5月31日に指定商品を第30類「甘納豆,あられ,あんころ,いり栗,いり豆,おこし,懐中しるこ,懐中ぜんざい,かき餅,掛物菓子,かりんとう,紅梅焼,五家宝,砂糖菓子,砂糖漬菓子,塩せんべいその他のせんべい,しるこ,ぜんざい,だんご,ちまき,松風焼,饅頭,もち菓子,もなか,八つ橋,ゆで栗,ようかん,らくがん,アイスクリーム,ウエハース,シュークリーム,ビスケット,プディング,パン,もち」に書き換える指定商品の書換登録がなされ、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記のとおりの構成よりなるところ、その構成中の「越後きねつき」の文字部分は、「越後(旧国名、今の新潟県地方)産のきねでついた」の意味合いを認識させ、商品の産地、製造方法を表し、また、その構成中の「こがねもち米100%」の文字部分は、「こがねもち米を100%使用したもの」の意味合いを認識させ、さらに、本願商標の指定商品との関係よりすれば、その構成中の「こがねもち」の文字部分は、「水稲もち玄米」の品種名を表したものと認識、理解されるものと言わなければならない。

そうとすれば、「こがねもち米100%」及び「こがねもち」の文字部分は、商品の品質、原材料を表示するにすぎないから、自他商品の識別標識としての機能を有しないと言わざるを得ない。

してみれば、本願商標は、その構成中の図形部分全体並びにその構成中の「たいまつ」の文字部分及びたいまつとおぼしき図形部分が、自他商品の識別標識としての機能を果たすものと認識され、該図形及び文字部分より生ずる「タイマツ」の称呼をもって取引に資されるというのが相当である。

したがって、本願商標より「コガネ」の称呼を生ずるとし、その上で、本願商標と引用商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当でなく取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

第4条第1項第11号が問題となった他の審決です。

第4条第1項第11号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。