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結論

勝訴(請求認容)

第4条第1項第11号「結合商標の称呼の要部抽出」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2003−23397(T2003−23397/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2003−23397(T2003−23397/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)引用商標「NEU」
争点(論点)
結合商標の称呼の要部抽出
適用条文
第4条第1項第11号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2003−23397(T2003−23397/J1)・不服)は、本件商標と引用商標「NEU」について、商標法第4条第1項第11号への該当性が争われた事例です。主な争点は「結合商標の称呼の要部抽出」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。類似する商標を出願する際は、本件の判断枠組みを踏まえて称呼・外観・観念や指定商品の重なりを事前に確認することが重要です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「SCHINDLER NEU」の文字よりなり、願書記載の商品及び役務を指定商品及び指定役務とし、平成14年3月13日に登録出願されたものである。その後、指定商品及び指定役務については、原審における平成15年3月24日付け、及び同3月31日付けならびに当審における同16年7月22日付け提出の手続補正書により、最終的に第7類「電気式・油圧式エレベーター,エスカレーター,ベルトコンベア,荷役用ロープウェイ,その他の荷役機械器具,交流電動機及び直流電動機(陸上の乗物用の交流電動機及び直流電動機(その部品を除く。)を除く。),発電機」と補正されたものである。

2 引用商標

原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第4415992号商標(以下「引用商標」という。)は、「NEU」及び「ノイ」の各文字を上下二段書きに書してなり、平成11年6月22日登録出願、第12類「船舶並びにその部品及び附属品,自動車並びにその部品及び附属品,二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品,乳母車,人力車,そり,手押し車,荷車,馬車,リヤカー,車いす,荷役用索道,カーダンパー,カープッシャー,カープラー,牽引車,陸上の乗物用の動力機械(その部品を除く。),陸上の乗物用の軸・軸受・軸継ぎ手・ベアリング,陸上の乗物用の動力伝導装置,陸上の乗物用の緩衝器・ばね,陸上の乗物用の制動装置,陸上の乗物用の交流電動機又は直流電動機(その部品を除く。),タイヤ又はチューブの修繕用ゴムはり付け片」を指定商品として平成12年9月8日に設定登録されたものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記の構成よりなるところ、前半の「SCHINDER」の文字と、後半の「NEU」の文字とは、外観上まとまりよく一体に構成され、これより生じると認められる「シンドラーノイ」の称呼も格別冗長というべきものでなく、よどみなく一連に称呼し得るものであるから、係る構成において、殊更に「SCHINDLER」の文字と「NEU」の文字とに分離・抽出して把握・理解しなければならない特別の事情は見出せない。

してみれば、本願商標は、その構成文字に相応して「シンドラーノイ」の一連の称呼のみを生ずるものといわなければならない。

したがって、本願商標から、「エヌイイユウ」の称呼をも生じるとし、そのうえで、本願商標と引用商標が称呼上類似するとして、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定の理由は、妥当ではなくその理由をもって本願を拒絶すべきでない。

その他、政令で定める期間内に、本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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