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結論

勝訴(請求認容)

商標「GUARANA AMAZONIA」のAMAZONIAの地名性(第3条第1項第3号|審判不服2003−1631(T2003−1631/J1))

審判番号
不服2003−1631(T2003−1631/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「GUARANA AMAZONIA」
争点(論点)
AMAZONIAの地名性
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2003−1631(T2003−1631/J1)・不服)は、本件商標「GUARANA AMAZONIA」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「AMAZONIAの地名性」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「GUARANA AMAZONIA」の欧文字を標準文字により書してなり、第32類「ガラナシロップ,ガラナジュース,その他のガラナ飲料,ガラナ濃縮液」を指定商品として、平成14年2月20日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「本願商標は、「GUARANA AMAZONIA」の文字を書してなるもので、その構成中の「GUARANA」の文字は「ブラジル原産のつる植物であるガラナ」を意味し、一方「AMAZONIA」の文字は「南アメリカ北部アマゾン川流域地方」を意味することから、全体として「南アメリカ北部アマゾン川流域地方産のガラナを原材料とする商品」の意を容易に理解させるものといえる。

そうとすると、これをその指定商品に使用しても、単に商品の品質を表示したものとして認識されるにすぎないものと認める。

したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する」旨認定、判断して、拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、上記のとおりの構成よりなるところ、「GUARANA」の文字が「アマゾン地方に産するムクジロ科の高木の種子。また、それを練って作った薬剤。強壮剤とする。」(広辞苑第3版)ガラナをあらわすものであるが、後半の「AMAZONIA」の文字は、我が国において地名として広く知られているものとは言い難く、必ずしも原査定説示の「南アメリカ北部アマゾン川流域地方」を直ちに想起するということができず、本願商標が全体として本願の指定商品に関して、商品の産地、販売地を表示するものとして普通に使用されている事実も見出せないものである。

してみれば、本願商標をその指定商品に使用しても、商品の産地、販売地を表示するものではなく、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものといわなければならない。

したがって、本願商標が、商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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