sokuhyo弁理士法人WATT 監修ご利用の流れ

A判定なら印紙代込み全額返金

結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「色彩表示の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2003−10377(T2003−10377/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2003−10377(T2003−10377/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
色彩表示の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2003−10377(T2003−10377/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「色彩表示の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「アップルグリーンダイヤモンド」の片仮名文字と「APPLEGREEN DIAMOND」の欧文字とを二段に横書きしてなり、第14類「ダイヤモンド及びダイヤモンドの模造品」を指定商品として、平成14年2月5日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由

原査定は、「この商標登録出願に係る商標は、『青りんご色』『淡黄緑色』を意味する『APPLEGREEN』の文字と『DIAMOND』の文字とを一連に『APPLEGREEN DIAMOND』と書した文字と、その表音『アップルグリーンダイヤモンド』の文字とを上下2段に普通に用いられる方法で書してなるところ、これをその指定商品について使用しても、『青りんご色のダイヤモンド及びダイヤモンドの模造品』であると認識させるにとどまり、その商品の品質、色彩を表示するにすぎない。したがって、この商標登録出願に係る商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記のとおりの構成からなるところ、「アップルグリーン/APPLEGREEN」の語が原審説示の如き色彩名を表すとしても、日常親しまれている色彩とはいい難く、また、ダイヤモンドは、実際には極く僅かに色味を帯びており、その評価の要素に色合いがあるとしても、ルビーの赤やサファイアの青などのように、色の要素が重視される他の宝石類とは異なり、ダイヤモンドにおいて最も重視されるのは、本来持っている「輝き」であり、一般には無色透明なものほど価値が高いとされている。

そして、当審において職権をもって調査したが、「アップルグリーン/APPLEGREEN」の語がダイヤモンドの品質や色合いを表示するためのものとして、取引上普通に使用されているという事実も見出すことはできなかった。加えて、「APPLE GREEN DIAMOND」の文字は、請求人の商号の略称でもある。

以上を総合してみれば、本願商標は、これをその指定商品である「ダイヤモンド及びダイヤモンドの模造品」に使用しても、これに接する取引者・需要者は、商品の品質や色彩を表示したものとは認識し得ず、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものといわなければならない。

したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は妥当ではなく、取消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

A判定なら印紙代込み全額返金

過去の審決を調べたあと、登録可能性を無料で確認しませんか?

Sokuhyoなら約1分でAI判定(A〜C)。A判定なら印紙代込みの全額返金保証が付きます。

無料でAI商標調査を試す(約1分)

第3条第1項第3号が問題となった他の審決です。

第3条第1項第3号の審決をもっと見る

Next Action

関連する調査・サービス

類似審決の追加調査や区分・類似群の確認、中間応答の相談へ進めます。

次の一歩へ

商標の登録可能性を無料で確認するか、出願から登録までの流れ・費用の目安を把握できます。