Trademark Appeal Case
周知性要件の欠如
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
基本情報
| 審判番号 | 平成11年異議第90411号 |
|---|---|
| 審判種別 | 異議 |
| 結論 | 敗訴(請求棄却) |
理由テキスト
1 本件商標
本件登録第4214522号商標(以下「本件商標」という。)は、平成9年4月1日に登録出願され、別紙に示すとおりの構成よりなり、第41類及び第42類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、平成10年11月27日に設定登録されたものである。
2 登録異議の申立の理由
本件商標は、申立人の周知商標「CADDYSHACK」(以下「引用標章」という。)と類似する商標であり、また、引用標章は、申立人の業務に係るゴルフに関連する役務及びゴルフ用品を表示するものとして取引者・需要者の間において広く認識されている商標であって、本件商標は、引用標章の出所表示機能を希釈化させる目的で出願されたものであるから、商標法第4条第1項第10号及び同第19号に該当する。
したがって、本件商標の登録は取り消されるべきである。
3 当審の判断
申立人の提出に係る甲各号証によっては、引用標章が申立人の制作に係るゴルフに関連する内容の映画のタイトルであり、ゴルフ用品に使用されていることは窺われるとしても、該商品が我が国において具体的にどの位の数量のものが販売又は取り扱われたのか明らかでなく、また、該商品に関する広告宣伝の回数等が示されている証拠は見出せないものであるから、引用標章が、我が国において本件商標の登録出願時に取引者、需要者間に広く認識されていたものとは認められない。
してみれば、引用標章は、周知性の要件を欠くものであって、さらに、本件商標は、引用標章の出所表示機能を希釈化させたり、又はその名声を毀損させるなど不正の目的をもって出願されたものとは認められない。
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第10号及び同第19号に違反して登録されたものではない。
その他、本件商標の登録を取り消すべき理由及び証拠は、発見しない。
よって、結論のとおり決定する。
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