結論テキスト
本願商標は、登録すべきものとする。
Trademark Appeal Case
本データベースは、特許庁の審決例をAIで解析・要約したものです。拒絶理由通知に対する意見書作成や、審判請求書等の作成時の参考としてお役立てください。
| 審判番号 | 不服2002−24847(T2002−24847/J1) |
|---|---|
| 審判種別 | 不服 |
| 結論 | 勝訴(請求認容) |
本願商標は、「カウンセリング実務士」の文字を横書きしてなり、第41類「教育」の役務を指定役務として、平成13年5月21日に登録出願、その後、指定役務については、当審における同17年4月26日付けの手続補正書をもって、第41類「カウンセリング実務学を学ぶ者に対する資格の認定・資格の付与」と補正されたものである。
原査定は、以下の(1)及び(2)のとおりの認定、判断をし、本願を拒絶したものである。
(1)本願の指定役務「教育」は、商標法第6条第1項の要件を具備しない。
(2)本願商標は、「カウンセリング実務士」の文字を書してなるものであるが、これより恰もそのような国家資格等があるかの如く世人一般に認識されるおそれがあるものであり、出願人がこれを自己の商標として役務について使用することは、国家資格等の制度に対する社会的信頼を失わせ、ひいては公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがあるものと認める。
したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第7号に該当する。
(1)本願商標は、その指定役務について前記1のとおり補正された結果、役務の内容が明確なものになった。
したがって、本願商標が商標法第6条第1項に該当するとして本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は解消した。
(2)本願商標は、「カウンセリング実務士」の文字を横書きしてなるところ、その構成中、「カウンセリング実務」の文字部分よりは、「カウンセリングについての実際の仕事」の意味合いを看取させ、また、一般国民が末尾に「士」の付された名称に接した場合、一定の国家資格を付与された者を表していると一般的には、理解することが多いということができる。
しかしながら、当審において調査するも、「カウンセリング実務士」と同一あるいは類似する名称の国家資格は存在しないばかりでなく、「カウンセリング実務士」と同一あるいは類似する名称が他の法律によって、使用を規制されているといった事実も認められないものである。
そうとすれば、本願商標を補正後の指定役務に使用しても、需要者をして、これより直ちに国家資格を表す名称の一つであるかの如く誤認を生じさせるおそれがあるとはいえず、国家資格制度の秩序を乱すおそれがあるものと認めることもできないから、公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがある商標ということはできない。
したがって、本願商標が商標法第4条第1項第7号に該当するとして本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は妥当でなく、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
Next Action
類似審決の追加調査から中間応答、新規出願の費用確認まで、この審決を起点に次のアクションへ進めます。
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