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結論

勝訴(請求認容)

第3条第1項第3号「品質表示の識別力」の商標審決・判断理由(審判番号:不服2004−5193(T2004−5193/J1)|拒絶査定取消・登録)

審判番号
不服2004−5193(T2004−5193/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標(図形等・本文参照)
争点(論点)
品質表示の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2004−5193(T2004−5193/J1)・不服)は、本件商標について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「JUST THE NUTS!」の文字を書してなり、第30類「砂糖漬けのナッツからなるスナック菓子」を指定商品とし、パリ条約に基づくアメリカ合衆国を最初の出願(2002年9月20日)とする優先権の主張を伴うものとして、平成15年3月20日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、指定商品との関係において、『ほんとにナッツだ。まさにナッツだ。』の意を想起させる『JUST THE NUTS!』の文字を普通に用いられる方法で書してなるものであるから、本願商標をその指定商品に使用するときには、これに接する取引者、需要者は、その商品が原材料にナッツを用いていることを強調したものと理解するに止まり、単に商品の品質(内容、原材料)を誇称表示するにすぎないものと認められる。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、「JUST THE NUTS!」の文字を書してなるところ、これよりは原審説示の意味合いを暗示させる場合があるとしても、それをもって直ちに原査定説示の如き商品の品質等を具体的かつ直接的に表示するものとはいい難く、また、その指定商品の分野において取引上普通に使用されているとする事実も見出し得ない。

そうすると、本願商標をその指定商品について使用した場合、全体として一種の造語を表したものとみるのが相当であり、商品の出所を識別するための標識として機能し得ないものということはできない。

したがって、本願商標は商標法第3条第1項第3号に該当するとはいえないから、これを理由に本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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