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結論

勝訴(請求認容)

商標「SHINSENSA」の品質表示の識別力(第3条第1項第3号|審判不服2004−1610(T2004−1610/J1))

審判番号
不服2004−1610(T2004−1610/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「SHINSENSA」
争点(論点)
品質表示の識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2004−1610(T2004−1610/J1)・不服)は、本件商標「SHINSENSA」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「品質表示の識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「SHINSENSA」の欧文字を標準文字により表してなり、第9類「試料穀物の表層部を溶出させた溶液の濃度を光学的に測定して当該穀物の新鮮度を測定する装置」を指定商品として、平成15年4月9日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、『新鮮さ』をローマ字で表記したものと容易に把握される『SHINSENSA』の欧文字を書してなることから、本願商標からは、『新鮮さ、新鮮の度合い』程度の意味合いが理解されるものであるから、これを本願指定商品に使用しても、取引者・需要者は新鮮さや新鮮の度合いを測定する商品であることを認識するにとどまるので、本願商標は、単に商品の品質(用途)を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記のとおりの構成よりなるところ、構成全体から「シンセンサ」の称呼が生ずるとしても、該文字より直ちに、原査定説示のごとき意味合いを看取し得るものとは言い難く、また、当審において調査したが、本願商標を構成する文字がその指定商品を取り扱う業界において、商品の品質、用途等を表示するものとして普通に使用されている事実は見いだせなかった。

そうとすれば、本願商標は、その指定商品の品質等を表示する文字よりなるものとは言い難く、これをその指定商品に使用しても自他商品識別機能を有しないとすることはできない。

したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は妥当ではなく、取り消しを免れない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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