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結論

勝訴(請求認容)

商標「おしゃれ」のおしゃれの識別力(第3条第1項第3号|審判不服2004−12187(T2004−12187/J1))

審判番号
不服2004−12187(T2004−12187/J1)
審判種別
不服

本文で言及されている区分

事件のポイント・要約

対象商標
本件商標「おしゃれ」
争点(論点)
おしゃれの識別力
適用条文
第3条第1項第3号
指定商品・役務の区分
本文参照
最終結論
拒絶査定取消・登録(勝訴(請求認容))

この審決(審判不服2004−12187(T2004−12187/J1)・不服)は、本件商標「おしゃれ」について、商標法第3条第1項第3号への該当性が争われた事例です。主な争点は「おしゃれの識別力」です。特許庁は「原査定を取り消す」と判断しました(拒絶査定取消・登録)。商品の品質や用途を直接表す語は識別力が否定されやすいため、出願前に造語化や図形との組合せを検討することが有効です。

※ 上記は審決公報の本文から自動で整理した要約です。正確な内容は下記の公報原文をご確認ください。

結論テキスト

原査定を取り消す。
本願商標は、登録すべきものとする。

理由テキスト

1 本願商標

本願商標は、「おしゃれ」の平仮名文字を標準文字により書してなり、第30類に属する願書記載の商品を指定商品として、平成15年6月18日に登録出願されたものである。そして、その後、指定商品については、同16年3月22日付けの手続補正書により、「アイスクリーム用凝固剤,家庭用食肉軟化剤,ホイップクリーム用安定剤,調味料(但し,氷砂糖及び水あめを除く。),香辛料,米,脱穀済みのえん麦,脱穀済みの大麦,食用粉類,食用グルテン」と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点

原査定は、「本願商標は、『おしゃれ』の文字を普通に用いられる方法をもって書してなるが、近年、『おしゃれ』の文字が身なりや化粧にとどまらず、様々なものの様子が気のきいたものである旨を表すために用いられることをも踏まえれば、これを、その指定商品に使用しても、その商品や商品の包装が気のきいたものである旨を表すもの程度に認識されるにとどまるといえるから、結局、その商品の品質を表示するに過ぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断

本願商標は、前記のとおり「おしゃれ」の平仮名文字を書してなるところ、これが原審説示の意味合いで用いられる場合があるとしても、商品の品質を直接的ないし具体的に表しているとまではいえず、暗示させる程度のものというのが相当である。また、本願商標がその指定商品の分野において、商品の品質等を表示するためのものとして普通に使用されているという事実も見出せないものである。

そうとすれば、本願商標は、これをその指定商品について使用した場合、自他商品の識別力を有しないものということはできない。

したがって、本願商標は商標法第3条第1項第3号に該当するとはいえないから、これを理由に本願を拒絶すべきものとすることはできない。

その他、政令で定める期間内に本願について拒絶をすべき理由を発見しない。

よって、結論のとおり審決する。

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